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霊能探偵・初ノ宮行幸の事件簿1 (メディアワークス文庫)

霊能探偵・初ノ宮行幸の事件簿1 (メディアワークス文庫)

霊能探偵・初ノ宮行幸の事件簿1 (メディアワークス文庫)

作家
山口幸三郎
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-06-23
ISBN
9784048939256
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「霊能探偵・初ノ宮行幸の事件簿1 (メディアワークス文庫)」のおすすめレビュー

幽霊を嫌う俺様系イケメン霊能探偵が主人公!「日暮旅人」作者の最新シリーズ開幕!

『霊能探偵・初ノ宮行幸の事件簿1』(山口幸三郎/KADOKAWA)

 何の未練も残さずにこの世を去ることができる人などどこにいるのだろう。そう考えると、何らかの未練を残した死者が幽霊となってこの世をさまよい続けている…というのも、あながちありえない話ではない気がする。幽霊たちはどんな思いを抱えてこの世界にとどまっているのか。その胸の内はきっと恐ろしい感情ばかりで満たされているのではない。切なく悲しい思いが秘められているに違いないのだ。

 山口幸三郎氏著『霊能探偵・初ノ宮行幸の事件簿1』(KADOKAWA)は、幽霊を嫌う俺様系イケメン霊能探偵による新感覚ミステリー。山口幸三郎氏といえば、昨年TVドラマ化された『視覚探偵・日暮旅人』の原作者であり、本作は彼にとって新たな探偵の物語となる。日暮旅人は、目に見えない聴覚・嗅覚・味覚・触覚を「視る」ことができる人物だったが、初ノ宮行幸は、世をときめかせるスーパーアイドルでありながらも「幽霊をこの世に繋ぎ止めている鎖」を視ることができるという異色の霊能力者。清原紘氏によって描かれた、表紙のイラストはなんと美しい…

2018/8/19

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霊能探偵・初ノ宮行幸の事件簿1 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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一華

同作家さんの別のシリーズの準キャラクターが主人公。なんだろ…それぞれのキャラがたちすぎて、ちょっとうーん…泣きすぎる美雨、俺様的アイドルの行幸、チョーわがままアイドルつばさ…まともに見えるのは由良ぐらいかなぁ〜心霊現象や霊の祓いかたとかも、うーん…次はないなと思ってたのですが…「小路美雨は『鍵』なんだ。あの人の幽霊を成仏させるための。そして、僕たちの『敵』だ。」どゆこと〜気になる…

2018/10/19

さくさくと♪他の作品で生餌体質の方がいたのは何でしたっけ?記憶が…(^^;この行幸さんは、他の作品にも登場されてたようですが、こちらも記憶が…。今作を忘れないうちに続編読みましょ。

2019/01/29

オレ様なアイドルが霊能者? それも凄腕の除霊師。とても面白く読ませていただきました。

2022/04/07

マサキ@灯れ松明の火

「新感覚ミステリ」とありますが、幽霊さん達が登場する時点で、「ホラー棚」に行きます♪スーパーアイドル(あくまで副業)初ノ宮行幸は、超オレ様&本業は「霊能相談士事務所の所長」という変わり種。ある日、弱小芸能事務所の新人マネージャーの小路美雨は、祖母の遺品の御守りを無くしたことで、無自覚に持っていた幽霊さんを呼んでしまう「渡し屋」体質が全開になり、行幸に保護される。さても、美雨ちゃんをミウミウと呼び、彼女を飼い犬扱いの行幸(ユキユキ)の真の目的とは?‥続いて「2」へ

2019/02/24

よっしー

山口さんの新作だと知り、読んでみました。行幸さん、癖が強すぎですが、考え方が一貫しているので分かりやすいですね。美雨の事も結論で見たら人助けかと思っていたのですが、最後を読む限り沢山の裏がありそうですね。続きが気になります。そして、後書きで知りましたが、これは別作品のスピンオフ的な物とか。準主役としての行幸も読みたいな。

2019/08/04

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