KADOKAWA Group

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怪物

怪物

怪物

作家
中村航
井上 尚弥
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-03-28
ISBN
9784048960687
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怪物 / 感想・レビュー

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さおり

私がボクシングを好きになったきっかけは、辰吉だ。手をぶらりと下ろして相手を挑発し、打たれながら隙をついて、一撃で落とす。正直、何級があるのかも正確に知らないまま、次々に現れる強い男にただ夢中になって今に至ります。そうして見てきた中でも、尚弥くんは別格。イケメンなのに怪物。怪物なのにイケメン(どっちでもいい)。尚弥くんは、打たれることなく一撃で落とす。この本で、そんな彼にも少年時代があり、自分より強い相手と向き合う瞬間もあったと知れて、良かった。で、贅沢なことにこれを書いたのは中村航さんです!すてきすぎる!

2018/10/22

りんご

前編は子供時代からプロ入り6戦目で世界チャンピオンになるまで。インターミッションを挟み後編、2018年が始まりますねってとこまで。ナルバエス戦、電光石火のカウンター。「狙って放ったのではない無想の一撃だった。膨大な反復によって尚弥が身につけたそれが、居合い切りのような鮮やかさで、この大一番に炸裂したのだ。」現実が漫画を超えた。今解説付きの動画見てきた。正直解説がないと速くてよくわかんない。とにかくすごい。

2023/03/03

カレー好き

まだ底をみせない怪物、井上尚弥。彼のボクサーとしての道のり。世界クラスの日本人のひとりに間違いないが、認知度は不十分。最近バラエティにも出てますけどね。試合前にチャンピオンベルトを何回も忘れるところは笑える。これからどこまで昇りつめるか楽しみ。☆3つ

2019/01/14

姉勤

フィクション殺し。野球の大谷は言わずもがなだが、漫画にしたら出来すぎてボツになりそうなストーリーをリアルでやってしまう。今や、同階級四団体統一王者を更にに階級制覇、さらなる偉業を達成できる可能性が高いボクサー。確実に歴史に名を残すだろう井上尚弥の来し方。幼少より父親の影響でボクシングを始め父子鷹ならぬ鷹家族で、キャリアハイを積み重ねてきた。確かに幸運の部分もあるだろうが、努力と才能を最大活かすクレバーさとストイックさ。知名度を持って人物を計るのは正しくないかもしれないが、もっと知られるべき人物。

2024/02/17

しーふぉ

中村航という作家が描く井上尚弥のノンフィクション。強すぎて負けるとしたらアクシデントか調整を失敗する時なのかな。拳を痛めるとか腰を痛めるとかないと負ける姿を想像出来ない。淡々とした記述は変に盛り上げようとしてなくて好感あり。

2019/10/27

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