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子どもに聞かれてきちんと答えられる 池上彰のいつものニュースがすごくよくわかる本

子どもに聞かれてきちんと答えられる 池上彰のいつものニュースがすごくよくわかる本

子どもに聞かれてきちんと答えられる 池上彰のいつものニュースがすごくよくわかる本

作家
池上彰
出版社
KADOKAWA
発売日
2018-12-20
ISBN
9784048963947
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子どもに聞かれてきちんと答えられる 池上彰のいつものニュースがすごくよくわかる本 / 感想・レビュー

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レモン

乾いた身体にすぐ浸透する水のように、頭にするする入ってくる文章を書ける能力は素晴らしいと思う。様々なニュースについて子どもに聞かれた時にきちんと答えられるようにというコンセプトだが、確かに知っていることが多いくせにちゃんと説明できないことが多い。知っていると説明できるは全然違う。アウトプット意識しなければ。一番驚いたことは、本書が『レタスクラブ』の連載がまとめられたものということ。池上さん『レタスクラブ』で連載されてたのね。

2022/07/19

かおりん

様々なニュースを分かりやすく解説してある。働き方改革で高齢者と女性の働き手を増やそうとしている。高齢者の免許証自主返納より車の性能を上げる方が確実かも。本来奨学金は返済の必要のないもの、返さなければならないのは学費ローン。オリンピックは政治利用されやすい。都知事に権力があるのは直接選挙で選ばれるから。官僚と政治家はどちらが力があるか。国立大から文系学部が減る。文科相に逆らうと運営費が減る。来年から小中高で日本と世界の近現代史を学ぶ。新聞に誤報はつきもの。記者が暴走し大誤報を生むことも。

2019/08/04

hk

「教育委員会という伏魔殿」「大韓航空機撃墜事件は五輪の暗部」「ウナギが絶滅危惧種入りで価格高騰。鯨の二の舞か?」「パンダは1984年に絶滅危惧種に指定され、中国への返還義務が生まれた。年1億円のレンタル料金でガッポガッポ」「プレミアムマンデーのお次はシャイニングマンデー?」 「災害対応権限は原則知事にある。阪神震災直後に自衛隊が動きたくとも動けなかったのは兵庫県知事からの要請が遅れたため」「記憶にございません、刑事訴追を受ける恐れがあるので…、証人喚問と偽証罪を逃れる悪知恵」など広く解りやすくの池上節だ。

2019/07/22

りょちみ

雑誌レタスクラブで連載されていたものを書籍化したものです。比較的新しいニュースが題材として取り上げられてます(本は2018年12月出版)。パンダはなぜ中国に返すの?うなぎが食べられなくなる?なぜ18歳で成人に?夫婦別姓を選べる?高校で学ぶ歴史の内容が変わる?キャッシュレス化を進めたい理由は?軽減税率?などなど興味深いです。普段のニュース、新聞、本を読んだりすることは大事だけど、最後に語られているように、「うのみにせずに考える」ことが大事ですね。家族でニュースについて話し合うのは力になると思います。

2019/05/06

あつお

ニュースの裏を知る本。 普段何気なく見ているニュース。しかし数十秒の解説ではその裏を知るのは不可能。ニュースの本質を紹介してくれるのが本書。主な例は①パンダ返還、②証人喚問、③補修されない道路。①パンダはワシントン条約により、輸出入が規制。レンタルのみ許された状態。一定期間が過ぎれば中国への返還が必要。②虚偽の証言が禁止された証人喚問。「記憶にございません」と、曖昧な証言に留めるのはそのため。③約60年前に一斉に建設された道路郡。老朽化のタイミングも重なり、補修が進まない現状。物事の本質を見極めたい。

2023/07/16

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