改革する思考
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大学駅伝3冠、箱根駅伝4連覇など、陸上競技の指導者として、数々の偉業を成し遂げてきた青山学院大学の原晋監督。同氏が異端児と言われながらも貫き通してきたリーダーシップ論を語る。ポストコロナの時代に求められるものとは。
『改革する思考』(原晋/KADOKAWA)
私は空気なんか読みません。絶対に
一律に行動するということは、一生懸命生きていればあり得ないのです。
ムードや雰囲気に流されてはいけません。私は「空気を読めよ」という言葉も大嫌いです。
私は空気なんか読んだことはありません。たとえば、関東学連では監督会議というものが開かれます。監督の発言機会をカウントしていったら、10のうち約半分は私の発言です。他の監督さんたちは、黙っていることが多いのですが、私は黙っていることなんてできない。おかしいと思ったこと、学生のためにならないと思ったことがあれば、躊躇なく発言してきましたし、これからもそれを続けます。発言しない限り、改革などできないからです。
でも、日本ではこうした態度が好まれないのです。組織に波風を立てる人間というものは……。
たとえば、経済界で…
2020/8/5
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『改革する思考』(原晋/KADOKAWA)
この新型コロナウイルス禍は、改革する思考を磨くチャンス
社会をよりよくするためには、既存の仕組み、枠組みを変えていくことが必要です。そのためのアイデアを出していけば、社会が変わるチャンスが生まれます。
アイデアが浮かんでくるのは、昔からの私の習性です。会社員時代から、私はテレビのニュースを見ていても、すぐになにかツッコミを入れたくなってしまうのです。企業での不祥事のニュースがあったりすると、「こうしておけば、こんなことにはならなかったんじゃないか?」と思ってしまうし、すぐに改革のアイデアが閃いてしまう。そうしていると、まったく退屈しません。
改革する思考を日ごろからトレーニングしているようなものです。学生たちにも、朝食のミーティングの場などでこう話しています。
「常に疑問を持って欲しいと思いま…
2020/8/3
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改革する思考 / 感想・レビュー
けんとまん1007
馴染みのある原節。改革、チェンジ。そのためには、自分で情報を集め、自分の頭で答えを出し、実践すること。これが、今のこの国では難しいのが実際。リスクを取ろうとしない姿勢が顕著。組織づくりの3原則「目標理念が根付いていること」「傍観者主義にならない」「他者責任にしない」。成長するための5ステップ「知ること」「理解すること」「行動すること」「定着させること」「相手に教える・伝えること」。デユアルキャリアに必要なこと「計画性」「分析力」「コミュニケーション力」。だから、青学は強い。
2021/01/06
ドレミ
今年の箱根駅伝をみて、青山学院大学の往路12位からの復路優勝を強さに興味があり、読む。あの選手の諦めないメンタルの強さは、コロナ禍であっても、選手のことを一番に想い諦めずに思考を前向きにしていく監督のマインドにあるのだと感じた。私もコロナ禍だからと諦めずに思考を停止しない大人になりたいと、思わせてもらった一冊になった。
2021/01/10
gontoshi
日本の社会もスポーツ界も変わる必要があるようですね。
2021/01/15
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