KADOKAWA Group

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【さり】ではなく【さいり】です。

【さり】ではなく【さいり】です。

【さり】ではなく【さいり】です。

作家
伊藤沙莉
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-06-10
ISBN
9784048969321
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伊藤沙莉が「思っていたよりもつまらない声でした」と言われた経験から這い上がるまで

 坂元裕二さん脚本のドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』第1話で、ナレーションをつとめていることが明かされ話題となった女優・伊藤沙莉さん。6月10日に発売される初のフォトエッセイ『【さり】ではなく【さいり】です。』(KADOKAWA)のインタビューが行われたのは第1話放送前だったが、くしくも坂元裕二作品や“声”の仕事についての想いを語っていただいていた。書くことで改めて見えた、自分自身の軸とは――?

(取材・文=立花もも 撮影=花村謙太朗)

――大のテレビっ子で、好きな作品は何度も繰り返し観るというお話を本書のなかで書かれていますが、国内外のドラマ・映画の「基本これ」とあげられている作品数が、あまりに膨大なのでびっくりしました(笑)。

伊藤沙莉さん(以下、伊藤) あはは、そうですよね。でもほんと、あれでもまだ足りないくらいで。同じ作品をずーっと繰り返し観ちゃうんです。だから「好きな作品は?」って聞かれても、いつもほんとに答えるのが難しくて。

――ジャンルもバラバラで本当に幅広くご覧になっていますが、なかでも宮藤官九郎さんと坂元裕二さんの作品が多いな、とい…

2021/6/8

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私のポンコツバイト伝説「ポンコツ人生」後編/伊藤沙莉『【さり】ではなく【さいり】です。』

6月10日に発売される、女優・伊藤沙莉さんの初のフォトエッセイ『【さり】ではなく【さいり】です。』。発売に先駆けて、本書からエッセイ「ポンコツ人生」を前後編でお楽しみください。

『『【さり】ではなく【さいり】です。』(伊藤沙莉/KADOKAWA)

「ポンコツ人生」後編

その後の私はとにかくのび太。 元気な、昼寝をしないのび太。 喋り倒すのが大好きなのび太。

テスト0点なんて余裕でとっていたし 考えごとや妄想をしている時に話しかけられても 本当に全くと言っていいほど聞こえない。 言われたこととか、やってることとかやらなきゃいけないこととか 普通に忘れちゃう。思い出しても何故か後回し。

通信簿に書かれてたことといえば 大体マストで「落ち着きがない」。 中学の三者面談で担任が母に言った言葉は 「一度すっとびでてったら最後、戻ってこない」。 先生と母のトホホ顔が目に焼き付いている。

中でも一部では有名だが 私のポンコツバイト伝説はまあまあある。 自分で伝説とか言うのもちょっとどうかと思うけど もはや伝説なのだ。  

コンビニのバイト中は レジ打ち中にシンプ…

2021/6/7

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【さり】ではなく【さいり】です。 / 感想・レビュー

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milk tea

模索しながら、現在がある。 大切にしてるものは家族、愛が止まらない。 沙莉さんは、「女王の教室」の時から注目してまして、「ひよっこ」でさらに惹きつけられました。 今や、すっかり女優さん。

2021/08/04

Garfield

★★★★☆☆☆ Audible 朝ドラ「寅に翼」の主役だからということでなく、以前に何かのCMでユニークなキャラクターぶりに興味を持って以来、ドラマでも見かけると注目してきた女優、伊藤沙莉さん。ご自身で書かれたエッセイを、2年の時を経て自身でナレーション。最後のオーディブル特典でセルフナレーションを「こっ恥ずかしい」と言っていたが、確かにちょっと堅かったかな。でも、内容が溢れんばかりの家族への愛や感謝が中心で、時に、重い内容も含んでいたから、そんなもんでしょうか。その分、あとがき・特典では沙莉節全開です。

2024/04/12

newman

好きな女優さんなので読んでみました。面白かったのですが、本当に個人的なことばかりの本でした。ファンの方にはお薦めです。覚えているのはハスキーな声のこと。本人は嫌いだったみたいですが、「大事にしなさい」と言われた一言で変わったと書いてありました。私も彼女の声好きです。タイトルを見て調べました。「沙」には「サイ」という読みが辞書にはなかったので。人の名前に使える漢字は戸籍法規則で決まっているが、読み方の規則はなく戸籍票にも振り仮名がないこと。だから決められた漢字をどう読もうと自由なのだそうです。

2024/04/09

みりん

オーディブルにて。書籍版はフォトエッセイという形態だったらしい。自身の生い立ちや内面について語り、さながら花嫁の手紙のような家族への思いも書かれている。朗読は伊藤沙莉本人。これまでのキャリアで抱えた葛藤や反骨などが本人らしい文体で書かれている。複雑な家庭環境に育ったとは知らなかった。先に読んだ『きょうだいコンプレックス』の末っ子の特徴を強く感じ取ったが家庭要因も人格形成へ複雑に影響しているのだろう。あとがきには2024年朝ドラへの意気込みも生の声で収録されている。応援したい。私は彼女の声がとても、好きだ。

2024/03/31

たれみみ

ご本人朗読のaudibleで、とてもよかったです。伊藤沙莉さんのことはほとんど知らず、ずいぶん前に『隣の家族は青く見える』に出演されていたのを見て、素敵な俳優さんだなと記憶に残っていた程度でした。ベビーフェイスに似合わずハスキーな声が特徴的で、ご本人はコンプレックスだったそうですが、確実に武器ですよね。にぎやかなご家族一人一人に対する想いや俳優として活躍するまでの葛藤等、等身大の沙莉さんについて、まるで近所の居酒屋で飲みながら語りかけてくれているかのようでした。オズワルドが兄とは知らなかったのでびっくり。

2024/04/06

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