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チョコレート・リジェネレーション (メディアワークス文庫)

チョコレート・リジェネレーション (メディアワークス文庫)

チョコレート・リジェネレーション (メディアワークス文庫)

作家
星奏なつめ
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-01-25
ISBN
9784049122206
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チョコレート・リジェネレーション (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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papako

龍生と千紗の物語と並行して繰り広げられていた、えりこさんの恋物語。イケメンクズを食い散らかす夜の不二子ちゃんの中で泣いてるうさ耳少女の恵理子さん。会社の後輩のオタク、わんこ小霞に懐かれて、やっと帰れる場所を見つけられた!イケメンクズにハマってる女子に恵理子さんが説教するところが切なかったなぁ。わんこ小霞、がんばった!嫁候補が二次元じゃないってだけで親に喜ばれるなんて、どんだけオタクなんだよ。ふん、お幸せに!!

2021/05/29

佐島楓

恵里子は、自分を客観視できる賢さを持っているのに、自分を大切にできない女性。このあたりのメンタリティーがあるといえばあると思う。千紗は、彼女の本質を見抜く力を持っているから、友人になったのだろう。それにしてもメディアワークス文庫、攻めますね。

2019/01/31

よっち

美貌とスタイルを持ちながら刹那的な生き方をするOL恵里子。そんな彼女が頼りなくも一途に思ってくれるワンコ系オタク男子・小霞と出会う恋と再生の物語。今回は千紗の親友・恵里子が主人公で、素敵で優秀なのにクズな両親たちの呪縛で投げやりにしか生きられない彼女に切なくなりましたけど、もっと前向きに生きるよう叱咤激励してくれた恵里子を意識するようになって、オタクだけど真摯に向き合ってくれる小霞の心意気に、恵里子だけでなく自分も救われる思いでした。それにしても千紗たちは相変わらずというか、お似合いの二人ですよね(苦笑)

2019/01/25

さおり

千紗と龍生のおかしなピュアバカップルのお話の、B面て感じ。前作の裏側で実は展開していた千紗の親友、恵里子のお話。前作までで千紗目線から見ていた恵里子より、本当の恵里子はもっと傷ついていて、それが故にもっと爛れてた。クズなイケメンを積極的に消費するという生き方しかできなかった恵里子が、職場の後輩、小霞と関わることで次第に変わっていく。前作までのドタバタ感はあまりないけれど、これはこれで楽しかった。小霞が大好きなアニメのキャラ、阿倍晴霞(陰陽師)のコラボ商品のキャッチコピーとか、小ネタがいちいちツボりました。

2020/08/25

assam2005

本家カップル・千紗と北風のドタバタ恋愛の舞台裏となる千紗の親友・恵理子の恋物語。妙にズレた千紗と北風とは違い、ズレてはいないがねじれた恋愛感を持った恵理子。その為、いつものボケボケで思わず吹き出す展開ではなく、「あれあれあれ?路線変更?」と言う感じ。私は「ボケボケに大爆笑」な展開が好きだったので、ちょっと残念。これでもかというくらいの自虐的な言葉が続くのはちょっとひきます。それでも「恋する女は好きだと自覚した相手の前では妄想炸裂少女になる」のは一貫してるよう。恋する女は夢の中を爆走する。(笑)

2019/02/20

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