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ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき (電撃文庫)

ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき (電撃文庫)

ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき (電撃文庫)

作家
上遠野浩平
緒方剛志
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-05-10
ISBN
9784049123234
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ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき (電撃文庫) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

今回は過去編、水乃星透子という(おそらくは)最強の敵の残滓が及ぼしていた影響。またもや、という言い方も出来るが、今回は感触がちょっと違う。ブギーポップがなんだか感傷的なのだ。自動的なのに、自動的だから? まさに思い出の中にしかいない宿敵と、その思い出に生きたがる今回の敵・ディジーミスリジー。〝世界の敵〟という程でもない敵にブギーポップが立ち塞がる不思議。ポリモーグってここからなのか。しっかり凪に借りを作っちゃってるなぁ。

2020/07/23

ネムコ

安定のブギーポップ品質。わかったようなわからないような(笑) しかし、後をひくな、水乃星透子。

2019/05/13

タカギ

口絵は『ユリイカ』の表紙。最強の人類の敵・イマジネーターの影響がベールのように世界を覆っている。誰の記憶にもないのに。織機綺とスプーキーEの因縁はたぶん他のどの件よりも扱われてきたけど、今回「なぜスプーキーは織機綺に暴力をふるったのか」の理由を織機が考察していて、スプーキーに確認はできないから正しいかどうかはともかく、私にとっては腑に落ちた。何にでも理由があったほうが安心できる。

2019/05/30

神太郎

久々に再読。VSイマジネーターあたりのネタはもうないかな?と思うとまだまだ掘れる所があって、後付でも今回の構成はうまいなと思えた。織機綺が料理教室いく理由もそこか〜と思うと納得する。隙間隙間を埋めていく感じが上遠野さんらしい。ほんと徐々にシリーズの終わりを感じさせる(ここ数作はいつもそう)。まだまだ上遠野さんの本はたくさん読んでいたい。

2023/12/26

神太郎

VSイマジネーターの裏で起こっていた事件。実はVSイマジネーター自体がもうひとつの事件に引っ張られていたというのはなかなか面白い切り口。過去作に違和感なく話を直結させるのは流石という感じ。またVSイマジネーターではあまり語られなかった彼女と霧間凪の関係性も提示されておりこれも新鮮。やはり彼女は頭一つ飛び抜けていたようだし、まだまだ影響があちこちにありそうな雰囲気。事件は解決したもののどこかもやもやとしたものが残る。見事に今回の作風にハマってしまったようである。

2019/05/11

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