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ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)

ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)

ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)

作家
村谷由香里
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-04-25
ISBN
9784049124835
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「ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫)」のおすすめレビュー

家賃4万5000円、夕食付きの「深山荘」で起こる、涙と感動の幽霊ご飯物語! 応募数4843作品の頂点となった『ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~』

『ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~』(村谷由香里/メディアワークス文庫 KADOKAWA刊)

『君は月夜に光り輝く』『ちょっと今から仕事やめてくる』『博多豚骨ラーメンズ』など、映画化アニメ化が相次ぐ人気作品を多数輩出してきた日本最大級の新人賞・電撃小説大賞。第25回の節目となる本年度、応募数4843作品の中から頂点となる〈メディアワークス文庫賞〉に選ばれたのは、『ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~』(村谷由香里/メディアワークス文庫 KADOKAWA刊)だ。

 古い民家を改築したひなびた風情のシェアハウス「深山荘」。そこの名物は4万5000円という安い家賃と、おいしい夕食、大きな猫、そして次々に発生する怪異現象だった。しかし大家さんの孫娘・夏乃子の作る料理が、あらゆる事件や出来事を円満に導いていく――。

 タイトルから窺えるように、各章にはそれぞれの内容に合った料理が紹介される。

 たとえば深山荘の新住人、沙羅を歓迎する第1章には、白味噌入りの和風グラタンが。地元の神社のお祭りを盛り上げようと深山荘の一同が一肌脱ぐ第2…

2019/4/25

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ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~ (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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野のこ

初読み作家さん。楽しかった〜♪シェアハウスで大学生同士が一緒に暮らすのって楽しそう。みんないい子たちで大好き。読んでてニヤニヤほっこりしました。特に夏乃子さんの笑顔と優しさと思いやり、美味しい料理では胃袋も掴まれちゃって男だったら絶対好きになっちゃうよ〜。沙羅ちゃんは彼女の特技にびっくり!私も幽体離脱して散歩してみたい。児玉さんはイケメンなのにド変態すぎて何度も引いた(装丁に彼も出して欲しかったなぁ)そして最後の正体にえっ!?ってなった。浩太くんと夏乃子さんの恋の行方もきになるし、続編希望です。

2019/06/28

yanae

初作家さん。ほっこりしました♡ふしぎ荘には幽霊のでる噂が…!お化けが怖いけど心優しい主人公、味覚はおかしいけど料理上手な夏乃子、ドSキャラの先輩、幽体離脱ができる後輩…そして、霊能力者の同級生。とにかくもう集まる人がキャラ濃い(笑)キャラの渋滞…。でも最後はホロリとなる優しいお話でした。

2019/10/29

さっこ

深山荘という古い木造の民家を改造したシェアハウスが舞台の作品。幽体離脱ができたり、霊感が強く幽霊が見えたりとファンタジー要素が強い作品でしたが面白かったです。登場人物がみな良い人で、悪い人が一人も出てこないので最後まで優しい気持ちで読めました。ほっこりウルっとします。猫のポテトがまた良い味でお話に花を添えてくれていました。とにかく皆んな優しくて温かい作品でした。

2019/08/07

Walhalla

ファンタジー×お料理小説ですね。第一章からいろんなお料理が出てきて、とても楽しそうです。みんなで手分けして作ると、美味しさも倍増ですよね。後半からはファンタジー要素が強くなりますが、舞台が大学生たちが仲良く暮らすシェアハウスということもあってか、おどろおどろしい雰囲気はなく、幽霊も一緒に食卓を囲む様子が優しいですね。作品タイトルには「カレーライス」となっていますが、私は和風グラタンの方に興味津々でした。

2021/03/19

ありす

ほんわかとした作品でした。大学生のシェアハウスには幽霊が出るとの噂が。住んでいるのは個性豊かな面々。確かに幽霊は出るけど、嫌な類いではなく暖かい気持ちを持った幽霊でした。大きな波はなく緩い感じの話かと思ったら、ラストのカレーライスの話に色々凝縮されていました。もう少し続きを読んでみたいので続編に行きたいと思います。【シリーズ1作目】

2020/07/17

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