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神楽坂・悉皆屋ものがたり 着物のお直し、引き受けます。 (メディアワークス文庫)

神楽坂・悉皆屋ものがたり 着物のお直し、引き受けます。 (メディアワークス文庫)

神楽坂・悉皆屋ものがたり 着物のお直し、引き受けます。 (メディアワークス文庫)

作家
行田尚希
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-09-25
ISBN
9784049125757
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神楽坂・悉皆屋ものがたり 着物のお直し、引き受けます。 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓

悉皆屋とはざっくりと言って着物のお直し屋さんのこと。母から曾祖母が着物の洗い張りをしていた、昔の人はまめだった、という話をよく聞くので懐かしいような気持ちで読んだ。着物モデルの玲那が積極的で可愛い。紬もこれから成長していくのだろう。

2019/09/30

真理そら

悉皆屋は今でも存在するのだろうかとタイトルに興味を持って読んでみた。傾きかけた店を立て直すほどの経営手腕はあるのに着物に関心の薄い呉服屋の娘・紬は大学に通いながら神楽坂の悉皆屋で修業をするように母親に命じられた。着物の手入れをする仕事についてのあれこれよりも紬という生地についての物語の方がメインになっている気がした。

2022/04/06

よっち

どうしても着物に興味をもてず、店の経営に腐心する日々を送る鎌倉にある呉服屋の長女・紬。そんな様子を見かねた両親の強引な指示によって、彼女は神楽坂の路地裏に建つ悉皆屋で修業する物語。経営センス皆無の両親を危惧し、祖母に経営に関するあれこれを叩き込まれた紬が、着物のメンテナンスを一手に引き受ける悉皆屋で、風変わりな店主や軟派な綾人らと共に働くうちに、これまで気づかなかった着物の魅力や着物に対する想いに触れて少しずつ変わってゆく展開はなかなか良かったですけど、紬はこれからどうするのかちょっとだけ気になりました。

2019/11/25

ネムコ

全部読み終わってから気が付いた。「路地裏のあやかしたち」の作者の方でしたか❗ あっちは掛け軸の表具、こちらは着物の洗い張りや染め直し。日本の伝統ですね。出来ればもうちょっと仕事の内容に触れて欲しかったなあ。主人公の紬ちゃんの性格は好ましかった。しかし、いつになったら実家の店のスタッフとして復帰できるんだろう。

2019/11/23

hirune

【Kindle】呉服屋の娘・紬が悉皆屋に修行に出されたのに、修行先の悉皆屋橘屋の主人が問題を抱えてて開店休業状態。なのを紬が持ち前の経済能力で再生を促していく。橘屋の皆のキャラがはっきりしてて好きだけど、関係が中途半端で終わっちゃった気がする。ここで終わり?続きはないのかしら?先が気になっちゃうよね☆

2023/09/09

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