KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

続々・ヒーローズ(株)!!! (メディアワークス文庫)

続々・ヒーローズ(株)!!! (メディアワークス文庫)

続々・ヒーローズ(株)!!! (メディアワークス文庫)

作家
北川恵海
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-12-25
ISBN
9784049129618
amazonで購入する Kindle版を購入する

続々・ヒーローズ(株)!!! (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ナルピーチ

シリーズ第3弾。本作では「しゅうしょく活動」をテーマにした2話の物語にほっこりと、そしてしんみりとさせられた。まずは“就職”活動。双子の兄弟がヒーローズ㈱の新入社員としてやってくる。修司が二人の面接官として応対する事になるのだが…。続けて“終食”活動。馴染みの中華料理店で出会った老人からの依頼は孫の為に本物のヒーローになる事。その裏に隠された逸話に思わず涙がほろり…。どちらも互いを思う愛情をヒシヒシと感じる事ができた。次作で完結編を迎えるこのシリーズ、どんな応援ストーリーが待ってるのかな。

2023/03/08

相田うえお

★★★☆☆20002 ヒーローズ(株)の第3弾!続々だけにゾクゾクしたっス。(うん、詰まらん駄洒落で字数を無駄にしたっス。反省!) 本作品はSTAGEという単位で区切られててSTAGE6→8と流れるんっス。『STAGE 7 終食活動』は特に心にじ〜んと来たっス。自分の体が自分の意思で動けて食べたいものを食べられるうちに悔いのない様に食べる活動、それが終食活動っスかぁ〜。そーいえば、畳の縁を真っ直ぐ歩ける人でも高い塀の上はぶらつく人が多いみたいっスけど、畳の縁より幅があるのに不思議っスね。(次作期待っス。)

2020/01/04

SJW

シリーズ第3弾。今回は新入社員の採用、昔のコンビニでの話、終食活動、女優の再出発の連作短編。終食活動の話は涙腺が緩みなかなか良かった。人生を立ち止まらず、進む人の背中を押してくれるヒーロー達のストーリー。

2021/04/29

美登利

前2作の細かい内容忘れかけてました。少しずつ思い出せたけれど、清純派女優の多咲真生はすっかり抜け落ちてました。今回は修司がコンビニで拾われた経緯もあって新鮮でした。やはり終活の話での昔の恋人からの手紙にはついこみ上げるものが。著者の北川さん泣かせてくれるなぁ。半分はおちゃらけてるミヤビや拓に救われるけれど、なんだかんだ言っても修司の真面目さが一番ホッとして良いのです。でも何やら怪しい雲行きになって行きそうな雰囲気のラスト。表紙のヒーローベルトが三色でまだ空白あるので、もちろん続編ありですね!楽しみ。

2020/03/30

よっち

ヒーローをつくるお手伝いを始めて早数年。依頼人のために奮闘する毎日にようやく慣れてきた修司が、今度はヒーローズ(株)の新入社員候補の教育係兼面接官を任される第三弾。双子の兄と妹のどちらを入社させるのかを決めるという修司なりの結論、終食活動で戦隊ヒーローになりたいというおじいさんからの依頼、転機を迎えた女優の決断など、今回は依頼人とスタッフ自身のあり方も絡めたエピソードが多かったですかね。依頼人それぞれの印象的な決断に、手伝った修司にいろいろ考えることがあったようで、今後の展開が気になるところではあります。

2020/02/03

感想・レビューをもっと見る