KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

冬に咲く花のように生きたあなた (メディアワークス文庫)

冬に咲く花のように生きたあなた (メディアワークス文庫)

冬に咲く花のように生きたあなた (メディアワークス文庫)

作家
こがらし輪音
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-01-24
ISBN
9784049129649
amazonで購入する Kindle版を購入する

「冬に咲く花のように生きたあなた (メディアワークス文庫)」のおすすめレビュー

限りある日々を楽しく生きる余命わずかの女性と、死にたがりの女子中学生の身体が入れ替わり! 電撃小説大賞《大賞》受賞作家が贈る、生と死と希望の物語

『冬に咲く花のように生きたあなた』(こがらし輪音/KADOKAWA)

 26歳の会社員・赤月よすがは、出勤途中の駅のホームで女子中学生が線路に転落するのを目撃。とっさに助けたその少女・戸張柊子と、互いの身体が入れ替わってしまう、映画『転校生』状態に! 元に戻るまでの間、柊子として中1女子の生活を送ることになるのだが、スクールカーストや親友との絶交など、彼女の抱える苦しみにふれるのだった――。

 応募総数5088作品の中から第24回電撃小説大賞《大賞》に選ばれ、デビュー作にして10万部を超えるヒットを記録した『この空の上で、いつまでも君を待っている』(メディアワークス文庫/KADOKAWA)のこがらし輪音さん。待望の受賞後第1作となる『冬に咲く花のように生きたあなた』(メディアワークス文庫/KADOKAWA)がこのほど発売された。

 語り手にして主人公のよすがは、「明日死んでもいいくらい、後悔のない人生を送りたい」というモットーを持って生きている。

 実はよすがは、難病を抱えていて、それほど長くは生きることのできない身体なのだった。そんな自分の肉体を、まだ…

2020/1/24

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

冬に咲く花のように生きたあなた (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

黒瀬 木綿希(ゆうき)

【氷点下で舞い散る雪華が、今は不思議と温かい】 似て非なる価値観を持ちながら生きるOL・赤月よすがと中学生・戸張柊子。ある事故をきっかけに心が入れ替わってしまった二人がお互いを繋ぎ止める一枚の絵を軸として、自分自身が消えてしまう前に希望を次の世代に託す物語。一言で表すとレディミーツガール。『冬に咲く満開の花』という絵空事のようなものに変えられた、変えてもらった三人の少女の中で希望と決意が生き続ける切なくも温かい物語でした。

2020/02/02

はつばあば

「後悔のない人生を送りたい」よすがと「明日死んでもいいくらい、人生が楽しくない」中学生の柊子。もし私が今の中学生にタイムスリップしたなら到底今の子供達の中に入っていけそうもない。意地悪さが悪辣化してるというか大人の真似か、私もハミゴになってそう(^^;。こういうコロナの今、きっとどこかでホッとしている子もいるだろう。若い頃は自分が大人なってどんな花を咲かせるかわからない・・それが怖いのかも。いつまでも下を向いて生きてはいない。どんなきっかけで大きく羽ばたくか。たった一言の忠告でも大切にすれば人生変わる

2020/07/24

Peter Rabbit@ポプちゃん大好きです

《あらすじ・感想》毎日が辛く死にたいと思っている少女・柊子。明日死んだとしても後悔のないように生きたいと思っているOL・よすが。二人はある事故をきっかけにお互いの体と魂が入れ替わる。死にたいと願う柊子と生きたいと願うよすがの入れ替わり物語__。とても面白かった。以前同じ作者の作品を読了し気になっていた作品。やっぱりあったかくさせられる。正反対の二人の入れ替わりはあまりにも大変そうで読んでるこっちもハラハラだった。でも読了後のほっこり感がたまらない。是非一度。

2022/10/25

はづき

魂が入れ替わって人間関係を解決する話。良い話でした。やっぱ、どこにでも淡河さんみたいな人いるよね。こういう人って大体家での居場所がない人だよね… でも淡河さんの過去話読んだら可哀想な人だな…と同情しちゃう。でも最後にはちょっとは良い人になってて良かった。最後の終わり方も納得でした。

2021/02/17

ツバサ

毎日いつ死んでも良いように生きるのって言葉にするより、難しい。自分の為に生きつつ、誰かの為に動けるのって良いな。物語的には気になるところが多いですが、全体的には満足感がありました。

2020/01/26

感想・レビューをもっと見る