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神様の御用人10 (メディアワークス文庫)

神様の御用人10 (メディアワークス文庫)

神様の御用人10 (メディアワークス文庫)

作家
浅葉なつ
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-03-25
ISBN
9784049135985
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「きっと残酷に描くことの必然性がある」『神様の御用人』の経験があったからこそ、成し得たこととは?

 累計200万部を超える大ベストセラー『神様の御用人』(KADOKAWA)シリーズの浅葉なつさんの、長年あたためていた作品『神と王』(文藝春秋)の第1巻がこのほど刊行された。「古事記」の世界観にインスピレーションを得た壮大なスケールで展開される神話ファンタジーとなる本作のことから、アイデアの見つけ方やプロットの作り方など、浅葉さんの小説創作に関して伺った。

(取材・文=皆川ちか 撮影=内海裕之)

『神と王』(浅葉なつ/文藝春秋)

――『神と王』には、戦闘や暴力描写もあますところなく出てきます。とりわけ前半の、弓可留の宮殿で王族が沈寧の兵士たちに殺戮される場面。そして後半、主人公・慈空が沈寧側に囚われて拷問を受けるくだり。非常に生々しくて、痛みと恐怖が伝わってきました。

浅葉: そこは手加減しないで書こうと決めていました。実は私、『鬼滅の刃』が大好きなのですが、あの作品も相当に残酷な描写がありますよね。だけど多くの読者に受け入れられています。それはきっと残酷に描くことの必然性があって、その必然性が読み手にちゃんと伝わっているからなんです。そういう残酷…

2022/1/10

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神様の御用人10 (メディアワークス文庫) / 感想・レビュー

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ひさか

2021年3月メディアワークス文庫刊。書下ろし。シリーズ10作目。最終巻にふさわしい充実した展開で、御用人ここに極まれりという心憎い、お仕舞いであります。

2021/05/09

タイ子

読了後、改めて眺める表紙に泣ける。前作で黒龍に飲まれた黄金の運命は?!まず、坂上田村麻呂の悲しい過去の物語。黄金が溶けていく…。あー、そんな!あまり詳しくは書けないけど、神様のオールキャスト登場。神様にだって出来ないことがある。だから御用人がいたわけだし。人と神は神代の昔から繋がっているんだなとしみじみ思う。「過去と今と未来は繋がっているから、過去を受け継いで未来に繋いでいく」全て繋がる完結編はお見事でした。色んな神様を知ったこの物語に出会えたことに感謝です。いつの日か番外編が楽しみ!

2021/03/29

ジェンダー

平和に終わって良かった!でも誰しも後悔や忘れたい過去はあると思う!一人ではなかなか出来ない事も周りに誰かがいる事で出来る事もある。「今の世を否定すれば今まで生きた人の子のすべての人生までは否定する事になってしまう。」と言う言葉が出てくるけど長い歴史の中であったことを受け入れているからこそ今があると思う!最後の決断は意外すぎたけどでもなりたい事があるって言うことは良いことだと思う!

2024/02/04

五右衛門

読了。とうとう終わってしまいました。好きなシリーズでした。今巻で一応の区切りなのですね。人の子と神様の想いが見事に重なり辛い事の方が多いけれども先達たちの想いを未来へと繋いで行く。これからも神社の前などでは願い事も少しはお願いしますが感謝の気持ちを忘れずにいたいと想いました。又会いたいですよね。

2021/08/26

とろとろ

前巻からつづく「大建て替え」の危機。金龍と黒龍の秘密に荒脛巾神と田村麻呂の過去の話が重なって、深い後悔の全てを知った主人公が、黄金を取り戻すべく再び立ち上がる、ってか。日本全国を廻って最後に東北で完結つうのは見事ですな。主人公と天眼の娘の関係はちっとも進まなかったが、あとがきの後にあるショートストーリーで未来の日常が描写されて、その後の行く末にも触れ、また番外編も書きたいということなので、いろいろ盛りだくさんな続きが楽しみということかな。2013年の12月から始まった全10巻、たいへんお疲れ様でした。

2021/05/12

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