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こだわっていこう (ジュニア文学館)

こだわっていこう (ジュニア文学館)

こだわっていこう (ジュニア文学館)

作家
村上しいこ
陣崎草子
出版社
学研プラス
発売日
2018-06-26
ISBN
9784052048449
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こだわっていこう (ジュニア文学館) / 感想・レビュー

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みつばちい

ぼくの友達のそうまくんは、こだわりが強くスイッチが入ると荒れてしまう。でもぼくは気が合うからいつもそばにいる。でもある時そうまくんのスイッチを押してしまい怪我をしたぼくに、お母さんは「あの子と遊ばない方がいいよ」という。ぼくはこれからも遊びたいのに、、ある日、家にそうまくんが遊びにきたいと言い困っていると、しっかり者のかんなちゃんが「私が勝手に連れてきたことにしたら」と提案してくれる。でもいつまでも自分の思いを誤魔化したり、嘘をつくのは自分も嫌だし、かんなちゃんにも「ひきょうだ」と言われて、、?

2021/09/23

杏子

そうまくんはこだわりの強い男の子。えるは、そうまくんの友だちだけど、あることがきっかけで、いっしょに遊べないことになってしまった。本当のことがなかなか言えなくて、うそをついてしまうえるの気持ちもわかる。女の子の友だちのかんなちゃんが間に入ってくれて……。あったかないい話だった。友だち同士のトラブルなど、考える材料にもなるかも。

2018/09/12

おはなし会 芽ぶっく 

大人だってなかなか言い出せないことがあるけれど、でも最後には素直になれる分,子どもの方がエライ!掛け違ったボタンは最初からやり直せばいい、そんな簡単な事がなかなかできないものですよ。大人にも是非読んで欲しいです。

2018/12/22

ケ・セラ・セラ

「こだわりスイッチ」のある子どもはいます。けれども何かしらの理由があってのことで、その点を見ずに誤解される場面は多々あると思います。友だちのそうまくんとのトラブル、先生やお母さんの誤解に「そうじゃないんだ」と言えなかったぼく。子どもにとって親の言葉は絶対だからつらいよね。心の中が痛い痛い。「そうまくんは悪くないんだ」中学年からオススメしたい本です。

2018/08/01

ふう

ちがうのに否定できない、もどかしい気持ちは多くの人に覚えがあるものではないかと思います。特に子どもは、親に決めつけられると逃げ場がなくなってしまう…。えるくんの、それをそうまくんのせいにしたくなったりするところもリアル。それらを包み込むような結末に、ほっとあたたかな気持ちになる本でした。

2018/09/06

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