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四谷怪談祟りの正体

四谷怪談祟りの正体

四谷怪談祟りの正体

作家
小池壮彦
出版社
学研プラス
発売日
2002-05-01
ISBN
9784054016446
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四谷怪談祟りの正体 / 感想・レビュー

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chatnoir

凄く時間が掛かった!で、結局何やら分からない!!お岩さんのモデルは複数いるらしい事が判ったのみ。お岩さんの前に祟る話だったのは牡丹灯籠だったらしい。こうゆうお話の歴史は面白かった。所謂有名なお岩さんのご命日は2月22日であるらしい...猫の日じゃん!と驚いた(笑)後、有名な戸板に下男と括られて流されるのは神田川...であったらしい。東京の地理は全然わからないので、今更へぇ~と思った。

2017/05/04

佐倉

お岩と伊右衛門は不仲でも不貞もしてなかったしなんなら仲が良かったという説は意外なトリビアとしてよく取り上げられる。だが著者が言うにはそんな簡単な話でも無いらしい。江戸時代、お岩というのはありふれた名前で田宮家にも複数人いた。小池氏は寛永、元禄、明和のお岩の存在を想定する。家を建て直した岩、怨念を持って失踪した岩、変死の前後に関係者の死が相次いだ岩…彼女らの複合した存在こそお岩さんだ、という。それぞれ時代が大幅にズレるわけだが、実際の事件と四谷雑談集と南北版のズレと連動させると意外な説得力が生まれてくる。

2023/02/25

猪子

しっかり読んだはずなのに、最終的に正体がなんなのかを問われるとちょっとわからない。合間に挟まれる小池さんの小話は相変わらず面白い。

2013/11/18

sagiri

現代にも残る呪いの話として興味深く拝読

2011/12/15

みき

お岩さんの伝承を丁寧に追ってます。四谷怪談の広がり方や実話としてのお岩像が興味深い。現代では猟奇事件は多いけど、このような広がりを展開するものはないのでは?

2017/02/21

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