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AK-47世界を変えた銃

AK-47世界を変えた銃

AK-47世界を変えた銃

作家
ラリー カハナー
Larry Kahaner
小林宏明
出版社
学研プラス
発売日
2009-04-01
ISBN
9784054035683
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AK-47世界を変えた銃 / 感想・レビュー

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ume-2

「世界を変えた製品50」の第四位に選ばれた軍用ライフルを、ジャーナリストがその発生から影響まで精緻に検証した本です。この凶悪なイメージの軍用ライフルを、ソ連の無名な設計者カラシニコフが、ナチスを祖国から追い払うために設計したことはあまり知られていません。銃器といえば入念なメンテナンスが求められますが、この銃はヴェトナムで1年間水田に埋まっていた後、普通に作動したという伝説があります。中国や東欧に設計を公開し、現在では数億のAKが蔓延しています。世界の紛争に計り知れない影響を与えてきた事がよく分かります。

2015/12/27

デューク

50以上の正規軍の制式銃に選ばれ、世界中で安価に購入でき、世界で最も量産された武器である、AK-47。その開発者のミハイル・カラシニコフの生い立ちから、技術的な特徴、「文化」としてのAK-47、ライバルと目されるM-16ライフルとの比較、そしてAK-47の後継機など。開発者本人のインタビューこそないが、AK-47のことが全て分かる一冊。偉大な発明品は、その製品を使う人だけではなく、文化をも変える力を持っている。毎年25万人以上がこれによって命を奪われるという、「真の大量破壊兵器」を解説した一冊。おすすめ

2017/04/22

光太郎

資料として読んでいたが、面白かった。ベトナム戦争の勝敗を決した銃かもしれない

2014/11/24

Nuts

予想以上に興味深い話ばかりで面白い。ブラックホークダウンって非対称戦の認識として重要な出来事だったんか。ガンエフェクトが好きなので何回か観ていたがまた観てしまった。

2015/02/06

スズマヨ

長い間積読だったけど四六判のブックカバーを買ったので通勤中に読了。 テロリストが持ってる銃というイメージがとっても強いAK-47とそのバリエーションがどのように生まれ流通し扱われてきたか、がだいたい分かる本。 読んでる最中に亡くなられたやなせたかし氏とカラシニコフ氏が同年生というのを知ったのでなんかなんとなく感慨深かった。 訳者謹製の銃の構造のイラストとか訳注がふんだんにあってたぶん原本より親切のようなきがする。

2013/10/24

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