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現代語古事記

現代語古事記

現代語古事記

作家
竹田恒泰
出版社
学研プラス
発売日
2011-09-01
ISBN
9784054050754
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現代語古事記 / 感想・レビュー

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ケイ

現代語に直されているし、竹田氏の解説もあるのでわかりやすい。しかし、なぜか読みにくい。一つの短い話ごとにブチッと途切れて解説が入るのでリズムが代わるからだろうか。個人的には、現代語訳だけで最後までいって最後にまとめて解説の方がもっとサラサラ読める気がする。「戦後までは子供は学校で神話をー古事記の出てくる話-を習っていたのに、それをGHQがやめさせてしまった」と作者ははじめに書いている。日本は戦後に親アメリカ国となったが、随分と色々な点で骨抜きにされたものだと思う。

2014/08/17

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

*日本神話*神話・天皇ネタの小説読解の為読了。『古事記』全文を非常にわかりやすく現代語訳に再編成!さらに元皇族である著者独自の解説や語注を施した。現代人のための古事記、ついに完成!(紹介文・他より)――根本的な問題点ですが、日本の古代史を古事記だけで紐解くことは難しい。なぜなら、古代大和朝廷は現代私たちが考えるよりも遥かに朝鮮半島と国際交流を密にしていた。朝鮮半島の古代百済王朝と相互補完に近しい関係が築かれていたと考えられています。 ⇒続き

2013/08/28

mazda

歴史学者のトインビー曰く、「十二、三歳くらいまでに神話を学ばなかった民族は、例外なく滅びている」そうです。これが事実なら、日本はとっくに滅んでいるはずですが、2600年以上の歴史のおかげで救われているのかも知れません。神武天皇はいなかったとか言われますが、歴史的事実かどうかではなく「真実」である、ということが大切だという竹田さんの意見に賛成です。キリスト教徒がマリアの処女懐胎をよりどころにしているのも、これと同じ話だと思います。古事記を読むと、昔の日本人の世界観を知ることができると思います。

2015/07/05

つっちー

ふと、古事記をちゃんと読んだことはないなぁと思って読んでみた。 読むコツは、神様の名前を憶えないこととありましたが、納得。氏族、系統を記すために、ずらずらと、沢山の神様、皇族の名前が列挙されます。 こういう部分は、歴史書らしい部分だなぁと。現代語に訳すだけでなく、解説文があったことが、助けになりました。 それでも、神様の名前が多すぎて、わかりづらい部分がありました。「完全講義」も読んでみます。

2019/06/22

Yuuki.

こんな事言うとバチが当たりそうだけど、小中学生が喜びそうな下ネタやB級ホラー映画のようなシーンが大真面目に出てくるお陰で、上つ巻は飽きずに楽しく読めた。神話パートが終わってからは、読むモチベーションが下がる時期もあったが、ダラダラ読んでいたら急にまた小学生が喜びそうな一文が出てきてくれて元気を取り戻した(笑)これを読んで、元々の日本人にとっての神様がどんな人(?)達か分かり、今まで疑問に思っていた神社でのお参りの仕方や、ある神社にある神様が通るための橋の存在など、気になっていた事に納得出来るようになった。

2017/08/06

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