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怪奇事件の謎 (ムー・ノンフィックス)

怪奇事件の謎 (ムー・ノンフィックス)

怪奇事件の謎 (ムー・ノンフィックス)

作家
小池壮彦
出版社
学研プラス
発売日
2014-07-08
ISBN
9784054060234
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怪奇事件の謎 (ムー・ノンフィックス) / 感想・レビュー

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猫丸

「オカルトクロニクル」著者である松閣オルタ氏によれば「怪奇探偵なフレンズ」小池壮彦による腑に落ちない事件に陰謀論を重ねた著。やはり興味深いのは「京都長岡京ワラビ取り殺人事件」「大阪熊取町連続不審死事件」である。熊取町事件については同地にある京大原子炉実験所との関連が示唆されている。深読みというか、もはや“あてずっぽう”に近い陰謀論であり、そもそも本書自体が「MU NONFIX」レーベルであるからして、真正面から対峙するのは拙速な気もするが、たまさか正鵠を射ることだってなしとしないわけで。

2021/02/25

澤水月

小池壮彦新刊! ここ10年の雑誌原稿を集めた物だがジャーナリスティックに怪奇事件に迫っていくスタイルはやはりわくわくする。ホテルニュージャパン火災で有名な横井英樹(今の若人には超有名ラッパーの祖父と言った方が通りがいいのだろうか…)が、日本女性にパンティを広める契機になった歴史的大火災の白木屋を買う寸前だったとは何たる因縁! 昭和天皇が行幸、外遊するたびに雨が上がる「天皇晴れ」なる言葉も著者の記事で知った。母校の大先輩でもあり尊敬しているので今後も楽しみにしてます。ムーのこの叢書の今後予告も超楽しみ

2014/07/25

ぷれば

事実は小説よりも奇なり―この世で起こるさまざまな怪事件や謎の裏側に潜む真相とは!?週刊誌記事を読んでいるように、結論は読み手側に委ねられているような…第五章の「日本という国家の正体」は興味深かった。

2014/10/22

ぶうたん

旧著のようにもう少し心霊的な記事を期待していたのだけれど、社会的事件が多い印象。心霊現象にもあるがままの自然体で挑む淡白な姿勢が好みなのだが、通常の事件に対しては今回はちょっと牽強付会が強い気もした。

2014/08/26

Gen Kato

解決したように見える犯罪事件にはもうひとつ裏があることもあるのだと考えさせられる。もっとも、どんな事件にも、割り切れない数字みたいな「余り」がつきものなのかもしれない。長岡京のワラビ取り殺人は最近知ったけどホント怖い。オカルトが隠蔽に利用されるというのは注意すべきことだな。明治天皇、芥川に志賀直哉、伊勢神宮、原爆と天皇家の信仰まで、題名から想像したよりはるかに話題が幅広く、楽しくもお得な一冊でした。

2019/07/13

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