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現代語古事記 ポケット版

現代語古事記 ポケット版

現代語古事記 ポケット版

作家
竹田恒泰
出版社
学研プラス
発売日
2016-06-14
ISBN
9784054064546
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現代語古事記 ポケット版 / 感想・レビュー

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かのこ

旧宮家に生まれた著者による古事記現代語編集本。分かりやすさを重視して書いたという言葉の通り、実際は非常に難解で理解に苦しむものであろう古事記が、読み物として楽しめるものになっている印象。今まで古事記をモチーフにした作品(勾玉三部作・狂骨の骨などなど)を愛読しながら肝心な本体に触れてこなかったことを後悔するほど、私は楽しく読んだ。これを読んだうえで、上記の作品を再読したらもっと楽しめそうだなあ。昔の人が作ったずっと昔の昔話。事実・真実どうのこうのより、こんな話が今に残る不思議を想像するのがとっても楽しい。

2020/04/08

バズリクソンズ

全ての日本人に一読して頂きたい一冊。日本という国名の無い時代からどのようにして建国の基盤が築かれていったのか、天皇制が現代まで継承されている子々孫々の系譜も見事ながら、日本独自の宗教、文化、風習あるゆる要素を含んだ歴史書という括りでは表現しきれないほどの重要性を持つ。古事記の編纂には天武天皇が命を出し、崩御の中断を挟んで元明天皇によって再会し、稗田阿礼が編纂の功労者でと、最後まで分かりやすい現代語にして解説を施してくれた竹田恒泰氏は流石皇族の血を受け継ぐ人物である。

2023/12/02

デビっちん

古事記は登場人物が多いですねぇ。わかりやすさを重視し、重要な神様や天皇を太字にしてくれていて、それ以外は一旦無視OKとの記載もありましたが、それでも登場人物は多い印象です。上つ巻までが読み物として楽しめました。やはりプロポーズは男からすべきだと強く感じました。

2020/12/23

ちえこ

上つ巻の時は神が色々な物を作り出していてへー!と面白かったが、中つ巻、下つ巻になってくると長ったらしい名前となんか似たような騙しあいや殺しあいが書いてあり仕事も忙しく細切れに読み進んでいるのもあって飽きてきた。やっと読み終わって良かった…と言う感じだ。

2020/03/14

❁Lei❁

ふと日本神話を読んでみたくなり手にとってみました。ページ数の多さに驚いたけど、読みやすさを重視しただけあって最後まで楽しく読むことができました。日本のルーツを知って、小娘の分際で今の日本を憂えたり、二千年前から民主国家の日本ってやっぱり素晴らしいと思ったり。そういえば、幼稚園のときに「因幡の素兎」の劇をやって、あれからずっと元ネタが気になっていたのですが、古事記の話だったんですね。

2017/01/03

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