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ムー実話怪談「恐」選集 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)

ムー実話怪談「恐」選集 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)

ムー実話怪談「恐」選集 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)

作家
吉田悠軌
出版社
学研プラス
発売日
2018-07-17
ISBN
9784054066588
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「ムー実話怪談「恐」選集 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)」のおすすめレビュー

オチがつかないからこそ恐ろしい。月刊『ムー』掲載の恐怖体験投稿はこんなにすごかった!

『ムー実話怪談 「恐」選集』(吉田悠軌:選/学研プラス)

 世界の謎と不思議に挑戦する、超常現象専門誌『ムー』(学研プラス)。その誌面で35年以上もの長きにわたって続いているコーナーがある。読者の恐怖体験を掲載する「あなたの怪奇ミステリー体験」(初期タイトルは「わたしのミステリー体験」)だ。

 7月17日に発売された『ムー実話怪談 「恐」選集』(吉田悠軌:選/学研プラス)は、そこに寄せられた膨大なエピソードの中から、極めつきの怪談70数編をセレクトしたベスト盤的作品集である。

 ぞっと鳥肌が立つもの、不条理で奇妙な味わいのもの、思わず涙腺を刺激されるものまで、クオリティの高い怪談がずらりと並ぶ。長年『ムー』に親しんでいる当レビュアーにとって、この面白さは意外だった。まさかUFOや超能力に関する記事の片隅で、こんなにすごい怪談が延々35年以上も掲載されていたとは!

 たとえば冒頭の「古ミシン」はこんなエピソード。トイレに行くため深夜に目をさました投稿者は、廊下に置かれた古いミシンを、見知らぬ女が踏んでいるのを見かける。両手をだらりと伸ばし、足だけ使ってミ…

2018/8/4

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ムー実話怪談「恐」選集 (ムー・スーパーミステリー・ブックス) / 感想・レビュー

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シン

★★★☆☆ 子どもの頃に読んでいた雑誌『ムー』の実話怪談選集。 昔は恐かったが今読むとさほどでもない。 何か少し哀しい。 お気に入りの話は、 「首をつきだすモノ」 「いぬ」 「やっと来たわね」 選者のコメントがなかなかに楽しい。

2018/09/05

澤水月

読者体験投稿コーナー創設から今まで変わらず1人が担当していた! その担当者インタがとにかく興味深い。あまりなトンデモ、呪詛・霊能者本人の談は宣伝利用の恐れありと載せない姿勢評価したい、だから95年オウムショックを乗り越えたのかと得心。何と学研印で?刑務所でも読まれ元受刑者らからも貴重な投稿あるとし本書にも一編。マジシャンと腹話術師が遭った話など体験そのものよりシチュエーションにやられた。数十年前まで今では事案になる動物虐待も普通にあったことなど貴重な稗史

2018/08/18

qoop

雑誌ムーに寄せられた読者投稿を選りすぐった一冊。数十年間の選抜だけあってさすがに読ませる怪談多し。年代ごとの特徴も説明されてはいるものの、編者の視点が入ることでそれも薄まっている印象。そのぶん一冊通して濃淡なく楽しめた感がある。ただ2000年代に入って文末の定型が増えたのは何に由来するのか気になった。それにしても、本誌でのコーナー担当/選者が代替わりしておらず、一人の仕事というのは面白い。そんな選者へのインタビューも興味深かった。

2018/07/27

sonettch

白蛇は大事にしようと思った。「冷たいバー」「老人とキノコ」「断崖の風呂場」などがお気に入り。巻末の特別インタビューで投稿者の地域差に言及しているのが面白い。最後の各話毎の「選者による解説」も楽しい。

2018/10/28

風鈴

ムーの怪談なんだけど、もっとオカルト成分が多いのかと思ってたら、案外不思議な話が多いので。長年集められたので、口承伝承の時代の移り変わりが興味深いです。

2019/01/02

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