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クトゥルー怪異録 (学研M文庫)

クトゥルー怪異録 (学研M文庫)

クトゥルー怪異録 (学研M文庫)

作家
菊地秀行
佐野史郎
高木彬光
友成純一
小中千昭
山田正紀
出版社
学研プラス
発売日
2000-09-01
ISBN
9784059000075
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クトゥルー怪異録 (学研M文庫) / 感想・レビュー

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Bugsy Malone

6人の日本人作家によるクトゥルー神話アンソロジー。かつてクトゥルーと知らずにドラマ版を観て強烈な印象を残した「蔭洲升を覆う影」のノベライズを始め、各作家さんの個性溢れる短篇は6編共に文句なく面白かった。特に菊地秀行氏の「出ずるもの」は、たった13頁の中に、人類の破滅を予想しうる恐怖が、厳寒の地を舞台に壮絶な迫力と不気味さを持って描かれていた。素晴らしいの一言に尽きる。また、巻末の菊池秀行氏と佐野史郎氏のラヴクラフトについての対談も楽しめました。

2016/09/12

グレ

【4読】portentous=縁起悪。あの冬彦さんの佐野史郎氏の短編小説で開幕。「蔭洲升を覆う影」はドラマ版の脚本家が自ら小説化。ドラマはdailymotionで視聴可。母の里の飯塚で生まれ、「凌辱の魔界」でデビューした友成しぇんしぇの短編がトリを飾る。実在した金田・方城炭鉱ばモジった金城炭鉱が舞台。「しぇんしぇ」と持ち上げられた先輩が、映画「死霊のはらわた」のごと禁断の呪文ば詠んでCthulhu神話のアノ三ツ目六本足の毛むくじゃら巨大蟇や人間大の蜘蛛が……。何度読んでもよかばい!三池炭鉱の炭塵爆発では↓

2017/08/27

グレ

portentous=縁起悪い、不吉/異常な、恐ろしい。小中千昭氏のイメージ・スケッチはタルるートくんの江川達也先生の画風にクリソツ。創土社に入りたかった菊地先生。朝松健先生のコメディ・タッチの私闘学園に菊地先生のCthulhu物、魔界創生記ば読みたい。朝先生の闇に輝くものは大人の事情か?文庫版には収録されず。絶世の美女とボボしたのに記憶がないなんてもったいない!!一番のお目当て、オオトリを飾る友成しぇんしぇのCthulhu meets 炭鉱跡「地の底の哄笑」はロング版で収録。流石しぇんしぇえ!素晴らしい

2016/07/13

まえすとろ

1994年、学研ホラーノベルズから刊行された日本人作家による初のクトゥルー神話小説アンソロジー『クトゥルー怪異録』の文庫版。1992年にTBSスペシャルドラマ『インスマスを覆う影』の脚本を担当した小中千昭による同ドラマのノベライズをはじめ、同作主演の俳優であり怪奇小説マニアでもある佐野史郎の処女作『曇天の穴』、高木彬光、山田正記、菊池秀行といったビッグネームによる短編が収録されるというクトゥルー神話、怪奇小説ファンにとっては非常に贅沢な一冊。怪異神話譚の日本版としても貴重であり、是非再版を求めて止まない。

2013/02/04

いいほんさがそ@徐々に再起動中(笑)

**ネタバレ**巻末に収録されている菊地秀行と佐野史郎の対談"ラヴクラフトに魅せられて"も大変面白いですが、何と言っても一押しは、ドラマ『蔭洲升を覆う影』のノベル版(ああっ当時見てみたかった。最もその時は小学生ですが・・・)クトゥルーファンには説明不要、H・P・ラヴクラフトの代表作の一つである『インスマウスの影』の舞台を日本に置き換えた作品。原作に見られる"内的な恐怖"を日本特有の見捨てられた故郷に準えている。上手いアレンジだな、と素直に感心しました。日本の風土はクトゥルーに良く馴染むと思わされた良書。

2012/04/21

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