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妖怪草紙 (学研M文庫)

妖怪草紙 (学研M文庫)

妖怪草紙 (学研M文庫)

作家
荒俣宏
小松和彦
出版社
学習研究社
発売日
2001-11
ISBN
9784059000693
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妖怪草紙 (学研M文庫) / 感想・レビュー

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夜間飛行

魔多羅神や荼吉尼から人々が得てきた闇の力が今も受け継がれているかどうか、表の世界からは隠されていて見えないが、兎も角いえるのは裏を知らなければ表もわからないということ。民間に親しまれた河童にしても、大工仕事で使われた人形が女を孕ませ悪事を働いて妖怪化していったとされ、そこには川の民や式神(職人=しきじん)など被差別民の姿が見え隠れする。想像の世界を侮る勿れ。釣り糸や弓弦を通して異界と連絡し、竜の玉や鬼の手をキャッチボールしているという幻想の上に、今日の経済や交易に対する認識が育まれたとしても不思議はない。

2018/10/25

つばな

あいまいなもの、狭間にある恐ろしさを排除していった現在において存在をなくしていった妖怪について語る。なかなか熱い対談です

2009/12/31

ダイキ

「荒俣――江戸時代に特徴的なのは、落語の『野ざらし』のようなパターンが作られる。異類婚というところまでいかなくて、幽霊と契る。ある意味では、衰弱した異類かもしれませんけれど、いかにも江戸的です。武家女性の幽霊だけど、川の民が野ざらしになったようなところがある。/小松――自然が見えなくなったんでしょうね。/荒俣――自然の霊としての妖怪に代わって、われわれの世の中の個人対個人の相手が出てくる。つまり幽霊が多い。さらにそれが明治になると、精神病になる。」〈第三談 龍宮の章〉

2019/01/06

canabi

63−2009

2009/10/01

1977年から

1992年

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