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原罪の庭: 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス シI- 5)

原罪の庭: 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス シI- 5)

原罪の庭: 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス シI- 5)

作家
篠田真由美
出版社
講談社
発売日
1997-04-01
ISBN
9784061819610
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原罪の庭: 建築探偵桜井京介の事件簿 (講談社ノベルス シI- 5) / 感想・レビュー

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あおさわ

シリーズの中で仄めかされた蒼の事件ですが、こんな壮絶な過去から立ち直ったのか。京介の優しさが一人の少年を厳しくも甦らせた。 切なく哀しいラストで。原罪の庭というタイトルが読み終わった後にひしひしと迫ってきます。神代教授の言葉ですが、親であるということはなんと大変なことなんでしょうか。まともな親が大多数であると信じてはいても。あまりにも残酷な事件でしたが、真相を知ればそれは必要であったとすら思え、事件はまったく別の形を見せて終わる。 ミステリーの醍醐味を感じさせてくれる良質の作品でした!

2015/03/19

roomy

第五作目 京介と蒼との出会い。蒼の過去。子が母を思う気持ち、母が子供を思う気持ち。母になってから読んだからなのか蒼の気持ちに泣けた〜。京介の立場で物語にはまりこみ一気に読み終えました。ハタチの自分にはこんなことはできないと思うますます京介が好きになったわ。本が大きすぎて持ちにくいし寝転がりながら読めなかった。笑

2012/05/09

c_a_m

もう何度となく読み返した建築探偵シリーズでも一番好きな話。蒼と京介の出会い編。この本を読んで私はシリーズにはまったといっても過言ではない。人間顔じゃないと思いながら、こだわり続ける悲しさも、愛されたいと願うことも、母親のアンバランスな愛情も、すべてが惨劇の理由。京介の感情がむき出しになる一冊、楽しかった☆

2012/12/01

Ai

腐女子なので、神代センセと京介くんのやりとりにウハウハ。グロテスクだけど、どこか耽美なミステリーでした。

2020/02/20

夜梨@灯れ松明の火

再読。私の中ではシリーズNo1と言えるかもしれない本作は、数回読み返しています。どろどろしすぎた殺人の描写は苦手ですが、他の部分でホロリとさせられます。

2020/05/11

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