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紫骸城事件 (講談社ノベルス)

紫骸城事件 (講談社ノベルス)

紫骸城事件 (講談社ノベルス)

作家
上遠野浩平
金子一馬
出版社
講談社
発売日
2001-06-06
ISBN
9784061821842
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紫骸城事件 (講談社ノベルス) / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

戦地調停士シリーズ。再読。今回はエドワードたちの活躍はほぼ無く、風の騎士の友人であるフローレイド大佐が主人公。紫骸城という遺跡じみた構築物を舞台としたグランギニョール。犯人捜しというよりは、生き残るための手段としての謎解き。魔法使いコンテストといった趣の中で次々と起きる殺人事件。魔法という推理には在ってはならない要素があるなかで、キチンと伏線が回収されているのは流石。最狂の魔女と最強の人造少女は、何処へ舞台を移したのだろう・・・。

2016/11/17

ヱロ本Gメン

面白い。ミステリーの要は殺人ではなく三百年前の戦いだ。それは“ディード”と“ナイン”の究極の二者択一。ミラルキラルの二人は未だ決着のついていない(つくはずのない)戦いの体現にも見える。足掻きにも似た“次善の策”より、“ディード”の響きが甘美の調べに聞こえるのは、それか己の“本能”の在り方だからなのだろうか。ジワジワくる秀作。後書きらしい後書きも読み応えがあって嬉しい。

2016/02/11

miroku

ファンタジーのフィールドで描かれたミステリーとしての完成度は高い。衝撃度は前作に及ばないが、面白かった♪

2012/10/01

しまうま

再読。上遠野さんの事件シリーズ2作目。前作とは違い、事件の犯人は(推理力のほぼ皆無な)僕でも割とすぐに想像できた。どちらかというと今回はその「仕掛け」的な部分に謎があって、謎解きの場面までちっともわからず、そのおかげで読後の爽快感は前作以上だったかもしれない。この作者さんにはよくあることだけど、主役なはずのエドとヒースは物語が進むほど遠い存在に感じられ、今作の主人公は優秀なんだけど、どこか僕たちに近しい、それはルパン3世でいう銭形警部のような、そんな魔導士が語り部になるあたり、ニクいことするなと感心する。

2018/01/27

=emy=

やっと積んでた2冊目突入。U2Rかわいい。前作に出てた登場人物いるのね。忘れてる…

2020/12/31

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