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青酸クリームソーダ〈鏡家サーガ〉入門編 (講談社ノベルス)

青酸クリームソーダ〈鏡家サーガ〉入門編 (講談社ノベルス)

青酸クリームソーダ〈鏡家サーガ〉入門編 (講談社ノベルス)

作家
佐藤友哉
出版社
講談社
発売日
2009-02-06
ISBN
9784061825970
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青酸クリームソーダ〈鏡家サーガ〉入門編 (講談社ノベルス) / 感想・レビュー

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がらは℃

鏡家の兄弟・姉妹達のやりとりが、なぜだか微笑ましい。公彦くんは、いろいろ大変だあ。なお、本作には探偵も犯人も登場しないし、トリックも無く推理小説ではない。嘘だけど。

2010/12/12

東京湾

凄惨、聖餐、青酸。少女の殺人の動機を1週間以内に解明しなければ、胸に埋め込まれた爆弾が爆発する、ある日突然そんな「馬鹿げた世界」に放り込まれてしまった主人公・鏡公彦。入門編と銘打ってある為か一作目に比べれば幾分大人しい印象。しかし少女が竹ヤリで殺人犯しまくっているのに「大人しさ」を感じてしまうあたり、このシリーズの壊れ具合がよく出ている。また今作はメタネタ等もこれまでに増して取り込まれていたなと。なかなか面白い仕上がりでした。「僕はただ、腹が立ったから殴りたいだけなんだ」

2017/04/24

林檎依存症

ある日、殺人を目撃してしまった鏡公彦。すると犯人の灰掛めじかは、その「責任」として殺人の動機を推理してみせろと脅してきた。期限は一週間。彼は真相を探り出すことができるのか――。ラノベの主人公みたいな奴とか理不尽な暴力ヒロインが嫌いなので、結構読むのがしんどかった。でも、潤一郎のトンデモ推理とか稜子とのミステリ談義がおもしろい。「必死にボートを漕ぐあのトリック」って…あの作品ですね(笑)私はホワイダニットを気にするタイプだなぁ。佐奈不足でシスコン要素少ない…と思ったら、別のシスコンがいた!どいつもこいつも…

2013/10/26

きゅーま

初<鏡家サーガ>でした。入門編とあったので。バカミスでしょうか…?公彦が自分ではほとんどなにもしてないのに『俺はがんばったのに』と怒る姿がちょっと鼻につきましたが、ちょっとぶっとんだ兄弟のみなさんがいいキャラしててよかったです。個人的には潤一郎さんが1番好きです。

2011/01/27

マヌヌ2号

ミステリと呼ばれたくなくて逃げ回ってるようなわざとらしいアンフェアさとか、既に終わっている小世界を終わっていないように取り繕っているみみっちい感じとかが実に鏡家サーガでとても良かったです。『水没ピアノ』ほどダメージが多くなかったあたり入門編っぽいですね。マイルドだ(マイルドとは?)。あと、潤一郎のキャラクターが良かったです。いや良くはないんですけど。ほら、最悪な存在だけど魅力的なキャラっているじゃないですか。彼がまさにそうで、やることなすことすべてマイナスに働くのが最悪で最高でした。また○○○○オチかよ!

2018/10/28

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