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ひなあられ (講談社ノベルス)

ひなあられ (講談社ノベルス)

ひなあられ (講談社ノベルス)

作家
日日日
指子
出版社
講談社
発売日
2010-10-07
ISBN
9784061827424
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ひなあられ (講談社ノベルス) / 感想・レビュー

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そのぼん

なんじゃこりゃ〜!ってのが読み終わった瞬間に頭の中に浮かんだ感想でした。 可愛らしい表紙とタイトルのイメージで青春ものを期待して読み始めたのですが、中身は正反対でした。 殺戮・血みどろ・狂気・理不尽…。あらゆる負の要素を詰め込んでブラックユーモアを混ぜ合わせた雰囲気をもった作品だったので、読んでいて疲れました。何度か本を閉じて読むのを止めてしまおうかとも思いましたが、挫折すると呪われそうだったので読み終えました(笑)。

2012/02/23

可愛らしいタイトルと表紙からは予想もつかないぐらい、血みどろで残酷な物語ばかりの短編集。どの物語も夢中で読んだ。残酷だけれど、とてもとても面白い。特に表題作は血みどろの中にほの見えるうつくしさがたまらないと思った。

2014/02/01

CCC

短篇四作。なぜかすべてに成り変わり要素あり。幼さと精神的荒廃の同居。ドロドロ感。救いの無さ。好みです。

2017/01/28

うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

「ばけばけ、ひなあられ、かものはし、オレオ」学校を舞台にした短編集全4話。 早朝にバスに乗って修学旅行に向かったはずなのに目覚めるとそこは教室。おまけに頭に奇妙な物を被せられていて・・「ばけばけ」 。離婚をきっかけに壊れていく二つの家庭を描いた「ひなあられ」 。放課後に今は使われていない部室で窒息ゲームをする少女達の話「かものはし」 。正義の味方に憧れる少女の命令で女生徒を誘拐することになった「オレオ」。うわぁ!どの話も救いがない!憎悪の連鎖で息苦しい。ばけばけとひなあられの話が印象に残ったかな★★★

2010/11/13

ユウ@八戸

ちーちゃんを彷彿とさせる作品。特にオレオ。初期日日日のホラーな空気で、懐かしくもぞっとします。人間の感情ほど美しくかつ醜くて恐ろしいものはないと

2012/05/10

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