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海の泡 檀一雄エッセイ集 (講談社文芸文庫)

海の泡 檀一雄エッセイ集 (講談社文芸文庫)

海の泡 檀一雄エッセイ集 (講談社文芸文庫)

作家
檀一雄
小島千加子
出版社
講談社
発売日
2002-01-10
ISBN
9784061982840
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海の泡 檀一雄エッセイ集 (講談社文芸文庫) / 感想・レビュー

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yuki

初めての檀一雄。どうして今までこの方の作品に触れたことが無かったのだろう、と思うほど、惹き込まれた。言葉の選び方、運び方。主観的なのに押し付けがましくなく、ならず者のように振る舞いながらも、周囲の人への愛情の深さといったら。私が読んだこの時代の作家の中では飛び抜けて「いいヤツ」な人格が滲み出ている。エッセイだけに殊更。 太宰治や坂口安吾との交遊が深く、彼等とのエピソードや、人物描写がとても面白くて愛情深い。太宰・安吾ファンにお勧めしたい。

2019/09/26

あや

とても面白かった。太宰さんの事がたくさん書かれているかと思いきや、春夫先生の方がたくさん書かれていた。檀さんの以外な遍歴、師・春夫先生とのお話。読んでいてとても楽しかった。また檀さんの著作を読んだ後に読みたい。

2017/05/13

荏苒 byn

エッセイ集。後半「海の泡」と「来る日去る日」が、60歳前ポルトガルの海辺での1年弱の思い出。20世紀の50年程昔の漁村での牧歌的な暮らしが、愉快。近隣のスペインへの遠出等。何時か訪ねて、グルメ三昧を試みたくなる。

2017/03/08

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