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サハリン脱走列車

サハリン脱走列車

サハリン脱走列車

作家
辻真先
出版社
講談社
発売日
1997-08-01
ISBN
9784062088381
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サハリン脱走列車 / 感想・レビュー

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てら

エンタメ小説ながら「8/15以降の戦争」を背景にした重いテーマ。しかし、それ以外にも鉄道(機関車)・ミステリ・アクション・冒険・ロマンスなどなど盛り沢山のぜいたくな一冊でした。「戦後の亡霊」まで出てくるとは。練達の職人と言うべき辻先生ですが、それだけではない、「これを伝えたい」が誤解しようもなく飛び込んで来る熱い小説です。参りました。

2016/02/24

nemuro

ここのところ軽いタッチのミステリばかりを読んでましたので、久々に肉厚な本格冒険小説でした。そして、わずか2年ですが、稚内に住んでいた者として、とても懐かしくもありました。

2009/01/29

gkmond

『鉄道ミステリ各駅停車』読んで積読から引っ張り出した。何がすげえって90年代のメチャクチャな出版ペースのなかで、出すあてのない原稿を4桁書いてるのがすげえ……。持ち込みなんだ、これって読みながら何度も思った。内容的には当時より今のほうがよほどウケそうな気がするんだけどなあ。面白かった。でもって『迷犬ルパンの名推理』に出てた三好かおるが出てきたのに驚いたりもした。

2022/10/25

いちはじめ

昭和二十年八月の樺太を舞台に脛に傷持つ人たちの脱出行。思ったより列車は活躍してなかった。辻真先らしく現代のパートを織り交ぜて謎解き要素も。

2008/11/05

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