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赤瀬川原平の名画探険 フェルメ-ルの眼 (赤瀬川原平の名画探検)

赤瀬川原平の名画探険 フェルメ-ルの眼 (赤瀬川原平の名画探検)

赤瀬川原平の名画探険 フェルメ-ルの眼 (赤瀬川原平の名画探検)

作家
ヨハネス・フェルメール
赤瀬川原平
出版社
講談社
発売日
1998-03-10
ISBN
9784062090124
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赤瀬川原平の名画探険 フェルメ-ルの眼 (赤瀬川原平の名画探検) / 感想・レビュー

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えり

フェルメールの絵は様々な角度からの解説本が出てるけど、この本は画家の眼、画中の人物の視線の振る舞いに注目。このアプローチ面白い!その視線を追うだけで、画家の意図が見えてくる。また、粗さと緻密さ、光学的・科学的でありつつ神秘的という、対極の共存は昔から私も思ってたけど、赤瀬川さんの優しい解説がそれを一層納得させてくれる。自分が良くない(好みでない?)と思う作品は明らかに厳しくさらっと終わっちゃう解説が妙に笑えたけど、これ好感度アップ(笑)。『牛乳を注ぐ女』の「時間の枝分かれ」の表現が好き☆

2013/05/31

春ドーナツ

フェルメールさんの絵が好きで、関連本をいろいろ読んできたけれど(フェルメールさんが主役の小説も読んだ)、本書が一番面白いと思った。赤瀬川さんの感性が促す視線を読んでいると、見落としていた魅力がぽろぽろと出てくる。だがしかし。赤瀬川さんがあまり評価されていなかった「真珠の首飾りの女」は私の大好きな絵のひとつです。また大絶賛の「レースを編む女」は「それほどでも」と思っている。やっぱり絵も人と同様に相性というものがある。「蓼食う虫も好き好き」という奴ですな。目の保養となりました。

2017/11/27

tama

図書館本 偶然書架で 「名画探検( http://bookmeter.com/b/4062177242)」の方を先に読んでいて今回は図版の大きいやつを。二つの本の違いは本自体と図版が大変大きいこと、そして書名のサブタイトルが違うこと。再確認のために名画探検の方も、もう一度借りちゃった。絵を見るにはやっぱり図版は大きくなくっちゃなぁ。

2016/04/04

貧家ピー

フェルメール展を前に、十何年ぶりかの再読。 「デルフトの眺望」に描かれている手前の岸の二人の存在感はやっぱりすごい。

2018/11/07

ありんこ

フェルメールの複製画37点を見てきたので、この本を見ながら改めて復習してみました。カメラで撮影したような作品の数々、構図、光の入り加減、いろいろな角度から美術を観賞するのは楽しいです。でもこうやって教えてもらわないと全然分からない。ありがたい本です!

2018/08/16

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