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西南シルクロードは密林に消える

西南シルクロードは密林に消える

西南シルクロードは密林に消える

作家
高野秀行
出版社
講談社
発売日
2003-02-27
ISBN
9784062112321
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西南シルクロードは密林に消える / 感想・レビュー

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アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

ノンフィクション作家高野秀行さんの中国からインドまでの忘れ去られたシルクロードを辿る旅。停戦状態にあるとはいえ、ゲリラからゲリラに受け渡され、さながら荷物のようにジャングルを運ばれる旅。ジャングルの中を歩き続け疲労困憊で、ヒルに悩まされ、スケジュールは遅れに遅れ、象に乗っての移動では象酔いし、とにかくひたすらトラブル続きの旅。高野さんの人柄と言語能力、運の強さがスゴイ!!

2017/04/22

アーちゃん

図書館本。自分なら200%行かないようなところを冒険する著者。先に出ていた「アヘン王国潜入記」が未読なのですが、エピソードを別の本で読んでいたので、思いのほかすらすらと読めました。ほかの方も書かれていますが、エピローグは秀逸です。思いつきとイケイケで中国~ビルマ~ビルマ内少数民族×2~インドと、ビザも持たずに行っちゃうこの凄さ。もしインドで強制送還にならなかったら(懲役はともかく)どうやって帰るつもりだったのでしょうか。また大尉の息子サン・オウン君は無事大学まで卒業できたのかな。著者の援助で。

2016/08/26

ごへいもち

すごい。けど…w。考える時間はたっぷりありそう。その後のことも知りたい、文庫本あとがきを読みたい。

2015/07/07

単純に楽しく読みました。通勤電車でニタニタしながら読んでいたので傍から見たら怪しい人とみられていたかも。そのくらい終始面白い。でも、読んでる最中、そもそもこの旅の目的は何だったのか、ふと我に返り自問することも度々。筆者の目的は思い出すも、筆者に同行しているゲリラ軍の人たちは何故同行しているのか、、、? 『アヘン王国潜入記』に続きビルマ北部のジャングルを彷徨う様は、やはり凄い(?)と思った。

2014/10/06

はる

図書館本。近ごろ手に取った本の中ではダントツのタイトルとカバー写真。そしてその中身は、どこまでが実々でどこからが虚々なんだ?という面白さと恐ろしさ。全部が嘘といわれても全部が真実といわれても、信じますとも。「アジア納豆」が読み手をこんなところまで連れてきてくれた不思議。きっと次に熱を出して見る悪夢は、憧れのゾウで密林を彷徨いながら「寝るな!寝ると死ぬぞ!」だな。

2017/10/16

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