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忠臣蔵釣客伝

忠臣蔵釣客伝

忠臣蔵釣客伝

作家
長辻象平
出版社
講談社
発売日
2003-12-01
ISBN
9784062121316
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忠臣蔵釣客伝 / 感想・レビュー

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スミタ

吉良側から見た忠臣蔵。 おすすめ。

2010/03/20

Jeanie

夢枕氏が紹介していたこともあり、こってりした時代小説かと思いきや、あれま、ミステリ。歴史音痴には、この二冊の吉良と浅野は新鮮でおもしろかった。あぐり×3という縁、妖刀、綱吉、隆光vs柳沢などの要素がからまっているけれど、釆女を主人公としたからのタイトルであって、物語の核は刀に偏っていたような。同じ時代の小説をいくつか読むというのもなかなかオツ。仇討ちが美談になることには、判官びいきだけなお国柄、物語上での柳沢の陰謀だけではなく、なにやら儒教の影響が色濃い当時の日本にもあるように考えた。

2012/01/24

3104

夢枕獏の『大江戸釣客伝』に紹介されていたので読んでみると、なるほどこれは・・・ 切り口は違えど、テーマは同じ。こちらのほうが当時の政治的動向との連関が強く描かれている。ミステリ要素もあってなかなか読み応えのある面白い作品だった。

2011/12/06

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