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英国セント・キルダ島の何も持たない生き方: 自分を幸せだと思う哲学

英国セント・キルダ島の何も持たない生き方: 自分を幸せだと思う哲学

英国セント・キルダ島の何も持たない生き方: 自分を幸せだと思う哲学

作家
井形慶子
出版社
講談社
発売日
2003-11-01
ISBN
9784062121361
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英国セント・キルダ島の何も持たない生き方: 自分を幸せだと思う哲学 / 感想・レビュー

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阿部義彦

最後まで文明の手が入らなかった英国のこの世の最果ての島、セント・キルダ島の失われた記憶の数々。ルポルポ

2015/12/20

うりぼう

覚王山にある古本屋へふらっと立ち寄った時、吸い寄せられるように手に取った本。山内さんの「ザ・ファミリー読書会」でフォト・リーディングを教えてもらい読み終える。文明を持ち込むこと、文明が正義であると信じることの押し付けがましさ、人を信じることを見失う悲しさ。人と人が確かにつながっているという実感があれば、それ以外は何もいらない。フィンレーの子どもから老年までを俯瞰する。東日本大震災でもいやというほど、感じながらその原点を見失う哀しみ。どこにでもある物語。人ごとでない物語。でも、間に合う、回帰する勇気を持てば

2013/05/25

カステイラ

うーん。自然に逆らわない生き方は確かに素晴らしいと思うけど文明に触れてしまったら人間そっちに流されるのは自然の流れだしなー。それを悪と決め付けすぎているのはどうかと(ちょっと一面的すぎる)。ちなみにセントキルダについての情報はWikipediaで調べるとかなり詳しく知ることができます。

2015/03/30

almondeyed

井形さんは、人間にとって豊かな暮らしとはどんなものなのかというのを、常に問いかけている人だ。だから彼女が世界の果ての島とも言われているセント・キルダ島に出会ったのは必然だったと言えよう。この本のテーマになっている「持たない暮らし」への肯定的な視線は極端に走っているきらいもあるが、これが彼女のスタイルだし、こちらの心を揺らがせるには寧ろこれぐらいに書いてくれた方がいい。

2013/11/27

federao

図書館の「今日返却された本」の棚から見付けた。 セント・ギルダ島住民たちの戦い、苦悩の歴史を書いている。作者の思い入れの強さが際立っている。やや私見が多いかな。

2011/06/11

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