KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

ロウアーミドルの衝撃

ロウアーミドルの衝撃

ロウアーミドルの衝撃

作家
大前研一
出版社
講談社
発売日
2006-01-26
ISBN
9784062129930
amazonで購入する

ロウアーミドルの衝撃 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

太田青磁

2025年には日本の中位数年齢は50歳を超える・日本人の持ち家信仰は、誰もが総中流であるという前提に基づいて生まれてきた・自分は車を持つ必要があるのか・無理に塾に通わせて中学校から私立に行かせることが、本当に子供のためになるのか・役人たちは自分の仕事を正当化するために、非効率この上ない許認可システムを国民に押しつけている・国が全国共通のシステムを作り、それを各自治体で利用できるようにすれば無駄がない・自ら考え、自分で答えを見つけ出す・仮に1000万人を一単位とすると、日本は10〜12の道州に分けるのが妥当

2014/03/31

Kei

久しぶりに大前さんの本。これは2005年の本だが、前に読んだ大前さんの本とほとんど主張は変わっていない(同じ)。相変わらずこの分析力のすごさには驚かされるし、今回読んで思ったのは、資料の見やすさも参考にすべきものがあるな、と。アメリカ来る前の過剰労働によって、全然勉強しておらず、こっちの人たちのレベルの高さに圧倒されているので、しっかりと勉強頑張りたい。

2017/05/23

ありんこ

4月の消費税増税で日本人がさらに苦しい生活を送っている中、だいぶ前に書かれたこの本を読んでみました。車を手放すことはできないけれど、子供の教育については、我が家では塾に通わすことなく、家庭での会話を増やすため一緒に勉強しています。田舎に暮らそうとする若者も増えてきているとか。日本人一人一人が、自分の価値観を見直す時ですね!

2014/11/18

Yohei

★★★☆☆日本の一億総中流からロウアーミドルに向かい、これから収入増が期待できない日本社会になると予想。そのための政府の問題に加え、国民自身がそのことを認識し、マスコミの情報操作により高付加価値の商品を購入させられるのでなく、自分のプライオリティにしたがって満足感を得られる生活を思考し直すべきだと提言している。お金があるから買うのであればともかく、限られた資産の中でマイホームや車など本当に自分が必要なものは何なのか、考えさせられる内容。

2013/09/09

元吉

★★★★☆ 世帯収入で考えるとずっと中流だったようだけど生活は全然楽じゃない。金銭とか時間的な余裕とか、幸福感を得られなかった四半世紀。 消費者郡を分析して、自分らしき集団がポジショニングされたのが「DOM」と呼ばれるグループのようだ。DOMとはダーティ・オールド・マンの略だって(苦笑) 本書で目玉は、氏の提言する国家財政の救済策と税制改革案だと思う。コストを1/10にする政府リストラ案、そして資産課税と付加価値税という至ってシンプルな徴税方法。20年後に政治家が議論しているんだろうなと思った。

2006/04/11

感想・レビューをもっと見る