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ムーミンのともだち (講談社の創作絵本)

ムーミンのともだち (講談社の創作絵本)

ムーミンのともだち (講談社の創作絵本)

作家
松田素子
スタジオ・メルファン
トーベ・ヤンソン
出版社
講談社
発売日
2008-08-12
ISBN
9784062148832
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ムーミンのともだち (講談社の創作絵本) / 感想・レビュー

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masa@レビューお休み中

冬が近づくある日。スナフキンは、旅にでるための準備をはじめます。スノークは、髪飾りのための花を探します。秋から冬に変わる、この季節というのは、とてつもない寂しい気持ちになるものなんですよね。ムーミンは、その寂しさにくじけそうになります。どうにか逆らうことができないかと、頑張ってもみます。でも、冬は刻一刻と近づいていくし、大好きなスナフキンが旅立つことを止めることもできないのです。この物語を読んでいると、子供の頃は、ムーミンと似たような気持ちになっていたなということを思い出しました。

2013/10/08

エンブレムT

ウチの7歳児が言うところの「怖くないほうのムーミン」です。ムーミンの物語ってちょっと怖いときありますものねw冬に入り眠りにつく前の谷の人々と、一人で旅に出る前のスナフキンが描かれています。・・・いつも 一緒にいたい。けれど いつも一緒にはいられない。離れていても忘れない。そばにいなくても きみはぼくの 大好きなともだち。・・・心温まる文とイラストです。子供にはナイショだけど、スナフキンは私の脳内でかなりの美形に変換されています(笑)だからなのか、この絵本は何度読み聞かせをせがまれても苦にならないです。

2011/04/29

tokotoko

お気に入りさんのムーミン仲間になりたいなぁって思って、借りてみました。ムーミン入門です!ムーミンは、もうすぐ旅に出る友達のスナフキンとのお別れがさみしくてたまりません。でもムーミンはいい子だから、わがままも言いません。ムーミンはどうやってその気持ちに折り合いをつけるの?・・・というテーマです。ムーミンが、納得しながら、自分の気持ちをゆっくりゆっくり変えていくところが心に残りました。そして、ちょっぴりね、お話にも絵にも、フィンランドの厳しい気候が見え隠れしてる気がしました。

2014/05/23

ヨル

寒い冬あってこその嬉しい春なんだよね。スナフキンってツバメみたい。温かくなるとやってきて、寒くなると南の国に旅立っちゃう。でも、うちの軒下のツバメを見ていると、孵ったヒナ全部は帰ってきてないし、どんどん世代交代してる気がする。そう考えると、スナフキンが絶対に春になれば帰ってくる、と言うけど、絶対はないよな、どこかで帰らぬ人になる可能性あるよな、と夢のないことを思う。もしかしたらスナフキンっていうのは渡り鳥とかの象徴なのかなぁ。

2019/12/02

p.ntsk

やっぱり何でも我慢の時って必要なんだね。ひと時の別れがあるから再会の喜びもあるし。冬の厳しさがあるから春の訪れも喜べる。ムーミンも冬眠するのは知らなかった(笑)

2014/05/20

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