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パパの電話を待ちながら

パパの電話を待ちながら

パパの電話を待ちながら

作家
ジャンニ・ロダーリ
内田洋子
出版社
講談社
発売日
2009-04-07
ISBN
9784062149716
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パパの電話を待ちながら / 感想・レビュー

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miyu

友達がイタリアで買ってくれたのが、カルヴィーノのきのぼり男爵とロダーリだった。断然ロダーリの方が読みやすかった。(語学力のない私にカルヴィーノ原書を与える人も驚きだが)なんとなく懐かしく、最近イタリア文学を幾つか読んだので手にしてみた。解説を読むと「読み方を教わったばかりの子が、まず一人で読み始める本」とあったので、やはりごくごく初歩的な物語なのだろう。大人が読んで心から感心するというわけにいかないが、読みながらクスッと笑ったり、ああそうだっけと何かを思い出したり。子供が寝る前の読み聴かせにもいいかも。

2014/09/17

caramel

イタリアのセンスたっぷりの本なので、よく分からない話があったりもしたけど、ショートが沢山あるので次々読んでいくうちに、お菓子や宇宙の話など、可愛いモチーフも沢山現れてその世界観に馴染んでくると楽しかったです。特別に印象的なラストとかじゃなくても、子供ってこういう話好きだろうなと思う。自分も子供時代に出会いたかったなぁ。

2021/05/23

さく

出張中のお父さんが、娘が寝る前に電話でお話をしてあげる。電話代がかかるので、どれも短いお話。1話が2、3ページなので、パンが焼けるまで、お茶が沸くまで、などの隙間時間にちょこちょこ読めて楽しかったです。

2017/09/20

飛鳥

イタリアのセールスマンのお父さんが毎晩9時に娘に電話を掛けシュールで奇想天外なショートショートの物語でした。不思議で楽しいお話ばかりでなく平和についてや素直さを大切にするといった教訓のようなお話もあり大人から子供まで楽しめる本でした。

2017/02/07

ハッピーハートの樹

センス良いなぁ。20世紀イタリアを代表する児童文学者さん。想像力やユーモアに溢れてます。そして上手く言えないけど、何だかとってもイタリアっぽい!イタリアの子供達はこんなお話を読んで育つんですね。良いイタリア人が出来そうです。お気に入りはマンジョーニア国のスゴイアーゴさん。あ、でもこれは訳者さんのセンスか?あとは若エビのお話も良い。迷わず進め!と誰かや自分を応援したくなります。逃げる鼻、宇宙ヒヨコも好き。触ったものが金に変わるミダス王のお話は別の小説の中で聞いたことがあります。何だっけなぁ。/なぜヒトデ?!

2014/06/26

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