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ムーミン画集 ふたつの家族

ムーミン画集 ふたつの家族

ムーミン画集 ふたつの家族

作家
トーヴェ・ヤンソン
冨原眞弓
出版社
講談社
発売日
2009-03-26
ISBN
9784062153515
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ムーミン画集 ふたつの家族 / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

原作から144点の絵とトーヴェ・ヤンソンさんの家族写真などを掲載した画集。第1章『ムーミンの家族、ヤンソンの家族』、第2章『物語の生まれるところ』、第3章『森と海、冒険と危機』、第4章『隠れ処、またはたいせつな場所』、第5章『しあわせな結末』で構成。芸術家だったヤンソンの父は、まさにムーミンパパのイメージ。子どもらしさを残して冒険が好き。普通ならがっかりする目に会っても、それを『素敵な災難』と呼び新しいことを始める原動力とした。ヤンソンはムーミンシリーズで『幸せな子供時代』を描こうとしたのだと思った。

2016/08/18

p.ntsk

原作者トーヴェ・ヤンソンと物語の背景をトーヴェの言葉や写真と原作からの絵144点とともに紹介しています。ムーミンの原点が感じられる画集です。国際アンデルセン賞の受賞スピーチも掲載されています。

2014/05/18

ふろんた

画集なんだけど、完成したものを掲載しているのではなく、試行錯誤した過程も見ることができる。画風もかなり変化しているし、アニメしか知らない人からすると、侘しく感じるかもしれない。

2014/10/30

ゆーかり

「画家」トーヴェに気付いた一冊。ムーミン作品の水彩、ペン画、デッサン、ラフなど、なんだかじっと観ていたくなる。引用も興味深い。日常的なものにひそむ昂ぶりと、幻想的なものにひそむ安らぎ。この二つが大切/ムーミン谷を脅かす彗星や噴火は「すてきな災難(カタストロフ)」。自然のもたらす壮大な混沌(カオス)のなかから、自分だけの美を創り出す/子どものための物語は本当に子どもたちのために書いているのか。寧ろ自分の愉しみや悩みのために書いているのではないか。

2015/05/09

tsubomi

2016.03.15-03.18:文章少なめで絵がいっぱいの素敵な一冊♪トーヴェ・ヤンソンと両親の関係については以前もどこかで少し読んだことがありましたが、おじさまたちとの関係について初めて知りました。みんな個性的に世界を把握して生きている方々ばかり。周りの大人たちと北欧の大自然から影響を受けて育ったからこそムーミンの物語が誕生したんでしょうね!最後にアンデルセン賞を受賞したときのスピーチが掲載されていて、物語と挿絵、大人とファンタジー、ふつうの人のための幻想と癒しなどについて語っていて興味深いです。

2016/03/18

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