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鉄道旅へ行ってきます

鉄道旅へ行ってきます

鉄道旅へ行ってきます

作家
関川夏央
原武史
酒井順子
出版社
講談社
発売日
2010-12-21
ISBN
9784062166935
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鉄道旅へ行ってきます / 感想・レビュー

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まーくん

中年男女三人組。それぞれ個性豊かな文筆家だが、隠れ(てもいないか?)鉄ちゃん・鉄子であられる。雑誌の企画で一緒に旅を楽しみ、言いたいことを言うのだが、政治学者の原先生が計画立案し他の二人を引っ張りまわす。もちろん関川さん、酒井さんとも鉄道旅に一家言あるのだが、そこは大人、原先生を立て列車を乗り継ぐ。車中で、いかにもマニアと見られることを極力避けたがりながら、しっかりマニア。謎の中年カップルの素性を「不倫関係かなぁ」と推し量ったり、駅そばをハシゴしたり。ちょっと微妙な、社会派的鉄道ウンチク満載の楽しい旅。

2019/12/28

北陸でホームの立ち食いそば5番勝負!というのが特に面白かった。特に麺類なんでも好きなので(ニシンそばのぞく)、誰かが自分のために作ってくれたものという前提さえあれば、たぶん何を食べてもあったけえあったけえ人の温もりがあったけえで、私は満足しちゃうだろうなあと「とても食べる気になれませんでした」と罰当たりな感想を述べる某方に脳内でグーパンかます我であった。だって立ち食いそばお安いじゃない!!求めすぎ!!!

2017/04/01

たまご

すごい,楽しそう…! そっか,富山の駅そばはおいしいんだ…去年秋に富山に行く前に読んでおくんだった,と地団駄.これは,食べ残した富山ブラックと共に駅そばも回収しに行かねば! 私も乗ったことのある五能線とか飯山線とか,鉄でも(多少?)自慢できる,とゆー路線だそうで,いや,わたし,鉄じゃないですけど…(ち,ちがう?). この3人の,乗り合わせた協調性に乏しそうなほかの鉄の方々への冷静な視線がおかしいです.

2016/02/03

さっと

おもしろかった。「鉄道に乗ること」を第一とした鉄道旅をうたっているだけあって、観光地の類はほとんど出てこない。目的地はないに等しい。たとえば、目的は駅そばの食べ比べだったりする。それほどまでに個性というか、違いがあるのかというと、店構えから応対するおばちゃんまで実にさまざまなんである。鼎談のあとにはソロパートもある。原先生は函館本線をゆく。駅そばでは辛い点が多かったが、いかめしやかにめし、ラーメンはおほめいただく。新幹線札幌延伸の折には、貴重な「山線」の記録になるだろう。

2023/12/04

めぐねい

10年以上前の本なので、今これと同じことをしたいと思っても廃線しててできないものもあるんやね。鉄道旅は好きだけど、基本一人。友達がいないからだけとも言う(笑)私は乗り鉄でもあり、酒井さんと同じように眠鉄でもある。なのでナイス景色を見逃すことも多い・・・。今月末に旧信越本線を走っている高級列車に乗る予定だけど、この3名には興味ないのかなぁ。飯田線もいつか乗ってみたいと思ってるけど、この作者さんたちは既に流行り出ないと。まぁ気にしないで好きなように乗っていこう。駅そばってそこまで美味しくないのがあるんかなぁ。

2022/07/06

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