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新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門

新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門

新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門

作家
タモリ
出版社
講談社
発売日
2011-10-25
ISBN
9784062172745
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新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門 / 感想・レビュー

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pino

「日本坂道学会」副会長のタモリさん著。東京は坂道が多く、これほど江戸時代の名残があるとは知りませんでした。これは読まねば。坂道の実力判断は勾配・湾曲・江戸情緒・由来の☆の数で。解説は語り口調。八百屋お七で有名な坂。武士が駆け下りた坂。文豪が散歩した坂。ワクワクしますね。坂道とタモリさんのエピソードも交えてあります。綱坂のイタリア大使館の話なんて、らしい。Y字路や勾配に関心を寄せるとは一味違います。解説はタカモリ?のCMに出てたタモリさんのしゃべりで再生されました。坂道の散策もいいですね。方向音痴ですが・・

2013/02/06

アキ

日本坂道学会の副会長であるタモリのこだわりの坂道を37坂も堪能できます。港区の坂が一番多く載っていますが、ご自身の住まう目黒区では相ノ坂や、目切坂、別所坂、なべころ坂など、自身で撮影した写真を数点載せる程愛着たっぷりです。優雅なカーブと角度によって変わる表情、壁を作る美しい塀がポイントですね。坂にまつわるエピソードも笑えます。どの坂も、駅からの坂を通るお散歩ルートが、お立ち寄りスポットと共に掲載されていて便利です。江戸の古地図を眺めつつ、坂にまつわるエピソードを味わいながらお散歩するのがツウなのでしょう。

2022/02/16

やま

新訂版 タモリのTOKYO坂道美学入門。2011.10発行。 字の大きさは、小。 東京都区内の各坂を写真と解説、イラストの地図と立ち寄り所で説明している。 港区は、三分坂など13坂。 文京区は、大給坂など8坂。 新宿区は、霞坂など4坂。 目黒区は、相ノ坂など6坂。 大田区は、おいはぎ坂と桜坂。 荒川区は、富士見坂。 台東区は、三浦坂。 千代田区は、紀尾井坂。 渋谷区は、ネッコ坂。 この本を片手に散歩するのにちょうどいい。 天気のいい日に散歩してみようと思う。

2019/11/22

へくとぱすかる

東京の地形への先入観をひっくり返される。坂道が実に多く、そしてまた坂道というものの美しさを再認識。情緒ある名前がついているところがすばらしい。江戸時代とも比べているが、道路沿いの状況は移ろいゆくものだから、ここに記録された写真も、またどんどん過去になっていくだろう。現に富士見坂について「ここがいつまで真の富士見坂でいられるか」という憂慮も書かれている。15カ所の富士見坂のうち、今も富士山が見えるのは2カ所だけだという。文・写真がタモリさん本人による作品である点がマル優。

2019/07/11

ニッポニア

タモリさんの文章、写真を堪能できるだけでもう満足。坂道に関するエッセイがピリリと聞いて美味な本です。暗闇坂、鼠坂、味のある名前の坂がたくさんあるんですね。そういえば、坂道の景色というのは、それだけで魅力的、わが町にも坂道がたくさんあるんだから、視点を変えて、坂道を楽しみつつ、運動をするという習慣にできそうです。

2022/12/29

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