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海賊とよばれた男 上

海賊とよばれた男 上

海賊とよばれた男 上

作家
百田尚樹
出版社
講談社
発売日
2012-07-12
ISBN
9784062175647
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海賊とよばれた男 上 / 感想・レビュー

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遥かなる想い

著者によると、「0の系譜」に繋がる作品の上巻。主人公の鐵造の覇気が 全編に力強さを与えて、元気な勢いを与えている。 出光興産を創業した出光佐三をモデルにした歴史経済小説 らしいが、上巻は戦前から戦中にかけて、石油メジャーに 対して、挑戦する男たちの意気のようなものが伝わってくる。「大家族主義」という日本的経営スタイルがなぜか懐かしい。資源を持たない日本という国から石油に目をつけて、世界を飛び回った先人たちの執念のようなものが感じられるが、やや出来すぎの感があるのは否めない。2013年本屋大賞。

2014/01/11

mitei

構成としてはメインの戦後GHQとのやり取りを見せた後、如何に国岡商店が出来てきたのかを書かれていたが、そこまでの人物が昔はいたのだなと感動した。中でも永遠の0の主人公宮部との邂逅は、作品を超えて感動した。また作品中の登場人物がそれぞれ人を育てると言う意識が強いなと感じた。多くの社員を教育した国岡も日田氏や銀行頭取などの多くの人から支えられていて、隔世の感があった。下巻も直ぐに読みたいが、私の積ん読リストに何故かないので早速購入した。

2015/12/05

射手座の天使あきちゃん

「♪永遠を信じるほど 無邪気にはなれないけ~れど」のCMソングで始まる「題名のない音楽会」 大好きでよく見ますが気づきませんでした、途中にCMが入ってなかったなんて! これもこの小説のモデルとなった出光佐三の「芸術に中断は無い」の一言で決定したとか、「黄金の奴隷たる勿れ」の精神に通じますよね カッコいいっす (^_^)v こんなカリスマ経営者の波乱万丈の立志伝 次々襲い来る試練に心休まる時はいつ訪れるのか、気持ちは国岡鐡造と完全シンクロ!! いざ下巻へ (^_^)/

2013/05/06

くろり - しろくろりちよ

第二次世界大戦。大きな戦争をはさんで会社を守り家族を守り国を守るという、変わらぬ心を貫き通した一人の男、国岡鐡造、生涯の物語。戦後の日本でまだ折れぬ心を持つ還暦を越えた鐡造の堂々たる佇まいから、少年・青年時代へと遡り石油の扱いにおいて「海賊」と言わしめた逸話が犇めく。「この物語に登場する男たちは実在した。」冒頭に記された一文。「まさか」という思いと「実話なのだ」と感じさせる歴史の重み。「知って置くべき」ここが在ったのだと唸らせる重みを持った一冊。下巻の展開に期待。

2014/03/06

文庫フリーク@灯れ松明の火(微速前進中)

出光興産創業者・出光佐三氏がモデルと聞く。皇室を崇敬すること極めて篤い氏の死去に際し、昭和天皇陛下は「出光佐三逝く 三月七日 国のため ひとよ貫き 尽くしたる 君また去りぬ さびしと思う」のお言葉。物語の主人公・国岡鐵造はエネルギッシュで異端の商人である。「士魂商才」侍の魂を持って商売人の才を発揮せよ‐石油の義士伝と言うべき、信念に満ちた熱い男の物語。彼の創意工夫・不屈の精神を支えたのは日田重太郎氏の存在。若輩の鐵造に家を売却した代金を独立資金として無償で提供し、苦況に見舞われるたび叱咤激励→

2013/01/03

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