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ボクの妻と結婚してください。

ボクの妻と結婚してください。

ボクの妻と結婚してください。

作家
樋口卓治
出版社
講談社
発売日
2012-11-16
ISBN
9784062180382
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ジャンル

ボクの妻と結婚してください。 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

題材としては、なかなかオモシロイと感じましたが、読み進めていけばいくほど、どうしてか感動ポイントが緩めになってしまい、イマイチ感情移入することができず読了です。決して悪い意味ではなく、やはり放送作家さんが書きあげるとあまりにも文章がキレイすぎ、かつドラマすぎて、文字で想像する楽しみが少しばかり失われてしまうのかなと感じました。自己中心的な夫、出来すぎた妻、たくましすぎる息子、映像だときっと違和感なく受け入れることができる世界でも、文章となるとどこか薄っぺらい違和感を感じ続けてしまい、残念なキモチです。

2015/04/26

紫 綺

バラエティ番組の企画や台本を書く放送作家の三村。すい臓癌で余命6ヵ月と宣告されてから、彼の人生最後で最大の企画が始まる。お涙頂戴の話かと思いきや、悲しみを笑いに換える笑悲しい話だった。

2017/04/15

chimako

主人公のおかれた情況はとてもシビアなのにユーモアに溢れ泣きながら笑った。笑いながら泣いた。結末も「ええっ!?」と気が抜けない。個人的にはあのまま終わっても良かったな。三村さん、ご立派でした。死を目前にして自分にミッションを与え実行する強さ。見習いたいものです。苦しいときも辛いときも全てを“楽しい”にする魔法。その魔法の杖はどこかにいる魔法使いではなく、自分が持っているんだね。彩子さんと陽一君はきっとその杖をひきついだ事でしょう。あらら、この話には続きもあるのね。なになに、今度は陽一君のお話?読まないとね。

2016/10/22

あつひめ

どさん子放送作家さん。自分の余命を知り自分ができることを考える。遺された家族が寂しい暮らしをすることを考えると余計に辛くなるから…家族を幸せにする方法を選んだのだろうな。死までの時間をカウントするって…怖いだろうな。私も入院することを考えるだけで麻酔からもう目が覚めないのではと思ってしまうのに。でも…男より女が上手だな…やはり妻だな。すべて知る尽くしている…と心が熱くなった。

2014/01/24

抹茶モナカ

余命半年を宣告された放送作家が、延命治療もせず、妻の結婚相手を探して、自分の死までを「楽しい企画」で駆け抜ける物語。読みやすいんだけど、健康について考えて、読んでいて落ち込みました。中年が癌になる話は嫌いかも。感動的なラストなんだけど、どうも、ねぇ。

2015/03/18

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