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芳一

芳一

芳一

作家
堀川 アサコ
やまだないと
出版社
講談社
発売日
2012-11-16
ISBN
9784062180696
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芳一 / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

私の中で芳一と言えばやっぱり『耳なし芳一』だし、印象としては金閣寺を燃やしてしまったあの修行僧の様な、何者かに憑かれてしまいそうな隙のある、感受性が強くて勘も強い、そして線の細い美坊主というイメージでした。しかしこちらの芳一はおそらく生臭坊主ですよ!!線も強くてふてぶてしくて、あとあんまり琵琶も引いていない!!でもこっちの豪気で小悪党な芳一も嫌いじゃないですよ。なんとなく歴史で習った『二条河原の落書』を思い出しました。『北条文書』を巡る歴史アドベンチャー。最後のオチは、ああその可能性もあり何と思いました。

2013/02/27

NOBU

『芳一』?って言うとやっぱり怖いの?耳取られるアレ?と思ったら、怖くなかった。時は室町南北朝時代、芳一とはやはり琵琶法師、混沌としたほの暗さと怪しさの中にもコミカルな一面が顔を除かせる世界観が好ましい。ただただ表紙のイメージがあまりにも違うのだけど…。琵琶持ってるけどコイツは誰やねん!?

2012/12/19

野の花

耳なし芳一のつもりで借りて読んだのだけど、どうも違う。盲目じゃないし行動的、時代も違う。でも琵琶持ってるし…よく分からなかった。

2017/03/08

daubentonia

北条文書をめぐる南北朝時代の話。全体的にフワフワした不思議な雰囲気はあるのですが、心には残らなかったです。他の方が書いているように、なんだか中途半端な印象が強いです…。芳一の職業琵琶法師を活かした解決法が、もうちょっとあっても良かったかな…って思ってしまいました。

2013/08/10

itica

琵琶をかき鳴らす芳一の目の前に現れる有象無象の輩。「北条文書」を巡り、あの手この手で迫り来るのは敵か味方か?現実と幻覚の境目も見極められないまま翻弄される。さしずめ「やんちゃな芳一の冒険」と名付けたいような時代小説。う~ん、良く分からないなぁ。私はやっぱり時代小説は苦手だ。

2012/12/06

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