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誰も戦争を教えてくれなかった

誰も戦争を教えてくれなかった

誰も戦争を教えてくれなかった

作家
古市憲寿
出版社
講談社
発売日
2013-08-07
ISBN
9784062184571
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誰も戦争を教えてくれなかった / 感想・レビュー

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扉のこちら側

初読。2014年295冊め。「あの戦争」とは違った形で起きるかもしれない戦争。戦争も災害も楽しくない。けれど、それを遠くから、距離的にも時間的にも、遠くから眺める時の、瘡蓋を剥がすような暗い疼きは否定できなくはない。知りたいという、本のページを繰る時の心の奥で、私は何を考えているのだろう。読みながら、ふとした思考の隙間に考える。

2014/04/06

ヒデミン@もも

確かにこの装丁は素敵。古市憲寿さんはテレビの報道番組では早口にクールな意見を話すイメージ。鋭い観察眼と瑞々しい感性で、現代の若者たちの心情を描写する朝井リョウさんと似ている。でも文中『僕たち』と称するのが気になった。死を身近に感じることがない僕たちにとってはアウシュビッツやザクセンハウゼンが楽しい。戦争の楽しさと似ている。そんな風にワザと書いているのかもしれないけれど、今の若者ではない私には不愉快だ。『僕』個人の意見として述べてほしい。確かにきちんとこの本を読んでないけど、読んだフリをしたい場合ってね。

2015/06/17

いずむ

日本の戦争教育は、戦争”被害”教育だと思う。沖縄、広島、長崎、東京。きっと凄絶な光景だったのだろう。しかし、”撃たれる前に撃った”日本。何を考え何をしたのか、ボクは無知に等しい。教えられた記憶もないし、きっとボクの両親も知らない。「戦争はいけない」というコトに対して、日本人全体があまりに無関心なのだと思う。殺し合いを肯定するワケじゃない。ただ、日本人が語る反戦の論理は、いつだって”被害者”のそれだ。風化させたくないものは、いったい何なのか。ボクは、殴られた傷痕より、殴った拳の痛みを、もっと知りたいと思う。

2013/09/01

mai

日本国内の戦時中の話をメインにかかれているのかと思い、図書館にて借りてみました。が、世界の戦争の博物館を巡る旅のような内容でした。ちょっと期待はずれでしたが、勉強になりました。

2017/09/05

naoudo

若者と戦争の距離は遠い。博物館で残される「記憶」に意味はあるか。「大きな記憶」を今さら再編したり、新しく一から作り上げたりすることは難しい。たとえば、憲法改正や歴史教育の再編によって、新しい「大きな記憶」を創造できると信じる人たちがいる。しかし、体験を伴わない思想は、おおよそ頓挫する運命にある。戦争博物館というハコモノや、学校での歴史教育に過剰な期待をしても仕方がない。アジア・太平洋戦争に関する細かい知識を暗記したところで軍事オタクや戦史マニアに一歩近づくだけ。だったらいっそ戦争なんて知らないほうがいい。

2019/04/28

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