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デッド・オア・アライヴ

デッド・オア・アライヴ

デッド・オア・アライヴ

作家
薬丸岳
竹吉優輔
高野史緒
横関大
遠藤武文
翔田寛
鏑木蓮
出版社
講談社
発売日
2013-12-19
ISBN
9784062187596
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デッド・オア・アライヴ / 感想・レビュー

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紫 綺

7人の乱歩賞作家による「デッド・オア・アライヴ(生死の危機)」をテーマにしたアンソロジー。薬丸さんの夏目刑事ものは既読だった。竹吉優輔「イーストウッドに助けはこない」と横関大「クイズ&ドリーム」、鏑木蓮「終章~タイムオーバー~」が面白かった。

2016/04/30

ガクガク

江戸川乱歩賞作家7人のアンソロジー。この中で読んだことのある作家は、薬丸岳、高野史緒、横関大の3人。薬丸岳の『不惑』は夏目刑事シリーズの短編で、TVドラマ化もされた話。ちょうどこの頃に娘を襲った真犯人が捕まり、衝撃の結末に刑事を続けるべきかどうか迷っていた夏目だったが、この事件がそんな気持ちを吹っ切るきっかけになる。「悩んで考え続けることを迷わない。おれはこれからそう生きていくことに決めた」。あとは竹吉優輔の『イーストウッドに助けはこない』は、ダメ叔父が実はヒーローだったという話でなかなか良い佳作だった。

2014/11/26

冴子

途中でどれにも帝国ホテルがでてくることに気づいた。知らない作家もいたが、どれもそれぞれ面白かった。「悪魔的暗示」や「墓石の呼ぶ声」などは見事。「クイズ&ドリーム」も良かったが、アタッシェケースをアタッシュケースと間違っていたのは残念。「不惑」は既読。

2016/10/14

タックン

最近の江戸川乱歩賞受賞作家による帝国ホテルがテーマのアンソロジー。 うーん、微妙・・・。そんな中、薬丸さんの(不惑)はよかったな・・・新作が予約中だから楽しみ。横関さんのも面白かったな。

2014/02/08

ケイ

帝国ホテルが舞台となる七つの話。「不惑」薬丸岳、薬丸さんが読みたくて手に取ったが、夏目シリーズはやはり犯人逮捕後の心理劇が今ひとつ。「イーストウッドは助けにこない」竹吉優輔、予想を裏切る面白さ。目が離せない感じ。他の本も読んでみたい。「悪魔的暗示」高野史緒、なるほどと唸らされた。前の話も絡んできて、作者は少し遊んでいるようだ。カラマーゾフの妹も読もう。その他「クイズ&ドリーム」横関大 「平和への祈り」遠藤武文 「墓石の呼ぶ声」翔田寛 「終章~タイムオーバー」鏑木蓮 

2014/05/24

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