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許す力 大人の流儀4

許す力 大人の流儀4

許す力 大人の流儀4

作家
伊集院静
出版社
講談社
発売日
2014-03-11
ISBN
9784062188975
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許す力 大人の流儀4 / 感想・レビュー

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おしゃべりメガネ

シリーズ第4弾で、テーマは'許し'です。簡単なようで、なかなかすんなりとは許せないですよね、人って。無理に許そうとはせず、抱えて生きていけという筆者の思いはある意味、キョーレツです。自分にもやっぱりどうしても許せない人や事があります。そしてこの先もきっと許せないままなんだろうなぁと。なら、それはそれでいいじゃないかと、少し肩の力がぬけたような気がします。それこそ'許す力'の影響、効力なのかもしれません。物事の程度によりますが、ドコまでが許せる範囲なのか、何年経っても悩ましい問題です。許す力は偉大ですね。

2019/11/15

マッツ

伊集院さんのエッセイは、兄貴みたいな優しさやヤンチャな楽しさがあって毎回楽しみに読んじゃいます。許す力は最初と最後にしっかりまとめてあってよかったです。

2014/09/11

さと

大人の流儀 4作目 許すとはいかにも上からではないか との言葉に頷く。 「忘れることだ」 白黒つけるのではなくそれを深く掘らない、そういう気持ちがあることもひっくるめてあるものとする。かくあるべしといった伊集院流大人像に始まり、別れ、許しと大人になるために弁えねばならないものを語る。「慎み」・・・伊集院氏の中にある揺るがないもののような気がする。 かっこいい大人になりたい。

2014/08/12

こちゃら。

実は私にもいる。私が棺桶の中に入るようになっても、許せない人がいるのだ。人というか家族。一家。もう20年も前の事なのに今でも、ふとした時に脳裏に現れてはワタシを苦しめている。伊集院氏は最後にこう書いている、人はさまざまな事情を抱えても平然と生きている。許せない物も、生きていく力になるのならそれでいい。許せない自分がダメなのではないと。少し・・ホッとしたかもしれない。明日からまた、許せない自分と一緒に生きていくワタシ。

2015/03/14

フジマコ

僕はバカなのか、許せない人は今の所いません。許せない程酷いことをされたことがないのか、本当にバカなのかよく分からないけど、とりあえずそういうことです。ただ、許せない人がいるという人のことは勿論分かります。そして僕は今まで生きてきた中で人に許せないと思わせる事をしたかもしれない、そうも思います。また許せないという感情を常にもって生きるということはしんどいことだろうなぁって思います。僕は思うんだけど、許す、許さないは、忘れてやる、忘れてやらないとニュアンスが似てると。僕はすぐに忘れちゃう。きっと悪い事だね。

2014/09/28

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