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わたし、がんばったよ。 急性骨髄性白血病をのりこえた女の子のお話。

わたし、がんばったよ。 急性骨髄性白血病をのりこえた女の子のお話。

わたし、がんばったよ。 急性骨髄性白血病をのりこえた女の子のお話。

作家
岩貞 るみこ
松本ぷりっつ
出版社
講談社
発売日
2015-11-20
ISBN
9784062190084
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わたし、がんばったよ。 急性骨髄性白血病をのりこえた女の子のお話。 / 感想・レビュー

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ぶち

4歳で急性骨髄性白血病を発症した美咲ちゃん。痛い痛い骨髄穿刺、抗がん剤の副作用、骨髄移植....壮絶な治療です。でも、前向きでとっても明るい美咲ちゃんの姿に、読んでいて救われる思いがしました。添付されている写真はどれも笑顔の美咲ちゃんばかり。私も自然と微笑んでしまいます。待ちに待った退院。そして憧れだった小学校に入学。でも、いじめにあってしまいます。そこで、前向きな美咲ちゃんは、みんなにもっと自分の病気のことを知ってもらいたいと、自身で絵本を描きました。その絵本も掲載されています。読むと涙ぐんじゃいます。

2020/11/02

しゅわ

【図書館】急性骨髄性白血病をのりこえた女の子のお話です。子どもが病と闘っている姿はとてもつらく、正直「絶対に助かる」とわかってなければ読めなかった一冊。骨髄移植をすれば大丈夫!?程度の認識しかなかったので、手術後もこんなにつらいと思いませんでした。お母様が毎日つけていた詳細な記録をもとに書き起こされたとのこと。近くで見守るしかなく、いつ何が起こるかわからず…もしかすると短い人生のせめてもの証になってしまうかもしれない…どんな思いで書かれてたんだろう?と母親の気持ちで読むと胸が締め付けられそうでした。

2016/01/27

ごへいもち

読友さんのご紹介本。美咲ちゃんの書いた詩、思わず泣きそう。本当に家族の人たちもみんな頑張ったね

2021/09/22

MOKIZAN

「のりこえた」とカバーに記されていたが、本病の非道さ、無情さに付き合ったことのある身としては、今の姿を気にしながら読み進めた。本文文体は年齢不詳な回顧録といった風ですが、生きていることの実感もわかりえない歳で、生死さ迷う日々を強いられた当人の苦闘や、厳しくも我が子に接せざるをえなかったお母様のお気持ちは、傍からは到底計り知れない、暗闇時間を過ごされていたものと察します。「のりこえ」られて何よりです。美咲嬢筆の絵は言わずものがな、岩貞氏の記された、みんなへ、あとがきも素直に心に響きました。

2015/12/20

ひろさん

同じ経験をした母親として、どうしても気になり読みました。 退院後、同じ部屋で家族四人川の字で眠れたとき、うれしくて涙が滲んだこと、普通の生活がどれほど貴重なのか、わすれかけていた感情がまざまざと思い起こされました。 ただ、本文中に「5人のうち4人が死んでしまう」という記述がありましたが、このような病気でこの十数年の治癒率は6割以上であり、たくさんの子ども達が、成長して大人になっていることだけは訂正しておきたい。

2016/02/05

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