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TATSUMAKI 特命捜査対策室7係

TATSUMAKI 特命捜査対策室7係

TATSUMAKI 特命捜査対策室7係

作家
曽根圭介
出版社
講談社
発売日
2014-11-26
ISBN
9784062192163
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TATSUMAKI 特命捜査対策室7係 / 感想・レビュー

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nobby

むちゃくちゃ軽くて読みやすかった(笑)言い換えると、ほとんど捻りや仕掛けなど無くてシンプルで平坦な展開をただ追ってみたいな…それでも設定はしっかりしてるから満足度は低くはない。辰巳麻紀、そのあだ名“たつまき”の由来は「いきなりやって来て、捜査をしっちゃかめっちゃかにしちまうから」。確かに強引な言動は目立つけど、強烈なのは口の悪さ位なのが微妙…でも彼女を支えるチームな面々のキャラは憎めず魅力的♬バラバラに追っていた事実が、捜査の進捗のまま最後に繋がるのは分かりやすい。その哀しき結末はまさに悪しきスパイラル…

2022/03/27

みっちゃん

辰巳麻紀、別名「たつまき」「いきなりやって来て、しっちゃかめっちゃかにしちまう」女刑事。漫才の掛け合いの如きセリフは楽しいけど、後から後から出てくる登場人物の多さには【沈底魚】同様、苦しめられた。全く関係ないように思われた2つの事件の意外な着地点には「ほお!」と膝を打った。思わぬ事がきっかけで、物事がどんどん悪い方へ転がってしまう、そこが曽根作品ならではかしらん。これで長編と短編集を2つずつ曽根作品を読んだが、独特の物語世界と予想外でぞくっとくる結末、今のところは断然、短編が面白い、と感じている。

2015/02/07

タックン

題名と表紙の絵に惹かれて借りたけど、美人女刑事さんが期待以上に竜巻を起こしてくれなかったなあ・・・・・・・。事件捜査は意外にも地味でたんたんと話が進んだ割に最後は唐突に終わって拍子抜けしちゃった。

2015/02/09

aquamarine

すごく軽いです。ミステリですが何も考えずにするっと最後まで読んでしまいました。主人公鬼切壮一郎の現部署に配属されるまでのいきさつのようなピリッと効いた部分はあるのですがタツマキの名を持つ上司の辰巳麻紀主任がのキャラが中途半端に薄くて、コンビのキャラを楽しむところまでいかずに物足りなかったのが残念です。もう少しキャラ立ちしてればシリーズでもいけるのではないでしょうか。この本自体は正直私には可もなく不可もなくという感じでしたが、この作家さんらしさとは違うタイプの話なので、またこういうのも読んでみたいです。

2015/01/03

きさらぎ

女性刑事を含む捜査班ものは最近多いので、オリジナリティを出したいところだろうが、タツマキのキャラが地味。ドSほどはっちゃけてなくて姫川みたいなシリアスさもない。多少横暴でも仕事ができるなら良いが、タツマキは部下にやらせるだけで自分じゃ何もしていない印象(笑)背が高い以外にまったく魅力を感じない。もしやそこが他との差別化!?オチもあんまり好きじゃなかった。曽根さんは好きな作家なのでキビシイことを書いたけど、シリーズ化は難しいのでは?

2015/02/25

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