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向かい風に髪なびかせて

向かい風に髪なびかせて

向かい風に髪なびかせて

作家
河合二湖
出版社
講談社
発売日
2015-03-27
ISBN
9784062193245
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向かい風に髪なびかせて / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

何処まで自分が可愛くある事を許されるのか、可愛くなくてよい事を許されているのか。可愛くなっていいのか。目立っていいのか。女の子達はいつも測っている。あんまり可愛くないから、少しでも可愛くなりたい。そんな努力をする事も、周囲を伺わなくちゃ駄目。その線引きは曖昧な様で意外と頑固で、一線を乗り越えると手痛い仕打ちが待っている。馬鹿らしい。なんて面倒。だけど必死なんだ。可愛いは正義。そして呪い。その時期を乗り越えた私は知っている。張り裂けそうに痛くて、でもみんな「可愛い、大好きよ」と言ってあげたくなる少女達でした

2015/05/06

えりこんぐ🐤

自分の見た目が一番気になるお年頃。わかるなぁ。まだメイクで武装できなかった時期。当時を思い出し、彼女たちにとても共感した。ヒリヒリしつつも、どれも読後はふわっと包まれるような救いがあり面白かった。かなり印象に残った小春の彼は、中学生男子なのに大クセだった(笑)

2016/04/24

はるき

「容姿が全てじゃない。人間は中身。」大人はそういうけれど、みんな綺麗な女の子になりたい。怖いくらいむき出しの若さと感情表現の露骨さが怖いんだが、これが現代の中学生なのか?苦みが強いので後味爽やかではない。当事者たちも、保護者達もこれは心配だわ。

2016/10/05

るぴん

図書館本。彼氏と友達の板挟みになり、自分らしさを模索する小春。恵まれた容姿のせいで、嫉妬や好奇の目に晒されてきた優貴。友人の叔母のアドバイスにより、可愛くなっていく自分に酔う夢美。ポパイのように突き出した顎を矯正したい野乃。4人の中2女子達のオムニバスストーリー。初読みの作家さん。多感で残酷な中学時代の痛みや悩みが丁寧に描かれていて、とても良かった。自分に自信がない思春期の頃って、色々なことが心配で不安定だったなぁ。自分の思い出の中の思春期を、ぎゅっと掴まれて引っ張り出されたような、そんな読後感。

2016/11/10

図書館の新刊の棚で目に留まった【河合二湖】という可愛らしい作家さんのお名前、初めましてです。10代なんてキラキラ眩しく輝いていて,何もしなくてもそれだけで可愛い存在なのにね。その事に気づけないで『持っている人』に嫉妬してみたり必要以上に自分を飾ってみたり そんな自分が嫌になったり・・・多感な思春期の女子の感情がとても良く描けているなぁ。中学生時代を懐かしく思い出してしまいました。2015.03.26

2015/05/11

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