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魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日

魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日

魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日

作家
原晋
出版社
講談社
発売日
2015-04-18
ISBN
9784062195171
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魔法をかける アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日 / 感想・レビュー

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ぶんこ

図書館予約からだいぶ待たされましたが、おもしろかったです。丁度2016年の完全優勝を果たした後だっただけに、原監督の教えが沁みてきました。先輩や指導者からの無益なしごきが何の役にもたたない事。楽しんでこそ結果が出せる・・・を実現されていて、拍手喝采を贈りたくなりました。挫折や周囲の人々の助言を活かせる心の柔軟性と、奥様の理解が凄いなぁ。また原監督ご自身が奥様の力を分かっていらして、感謝されてるところに嬉しくなりました。

2016/01/09

seacalf

箱根駅伝を見る度にどうして青学に縁もゆかりもない営業マンが監督になり、毎年優勝候補になる常勝校に育てられたのか不思議だった。常々持っていた疑問が解けて納得の一冊。ご本人の人柄が伝わってくる粗削りな文章で語られる陸上部時代、営業マン時代、そして背水の陣で飛び込んだ嘱託職員としての監督時代。元々持っていた反骨心、ガキ大将気質に加えて、数々の営業ノウハウ、原監督ならではのバックボーンがあったからこそ成し得た青学の大活躍だと納得。メディア露出が多く批判もあるが、これだけの結果を出しているのだから素直に尊敬できる。

2023/01/14

ばりぼー

名門世羅高校で全校高校駅伝2位という実績があるものの、箱根とは無縁の中京大から中国電力へ陸上部1期生として進み、女の子とのコンパに明け暮れたため5年でクビになった落ちこぼれ。創部十周年記念パーティーには招待状すら来なかったそうです。僅か5人の「独立愚連隊」で立ち上げたハウスプラス中国住宅保証という子会社でのエピソード、退路を断って青学へ来たものの退部者続出で3年で箱根出場の約束を果たせずに迎えた廃部の危機など、興味深い話が満載。「人間、窮したら基本に立ち返ること」シンプルですが、これこそ真理でしょう。

2016/01/01

山田太郎

勝てば基本的に何書いても許されるというかけっこうお調子者みたいな人なので、このまま何年か勝ち続けていただければけっこう楽しいのではないかと。なんかスポーツの世界って根性悪いOBとか父兄が多いからあんまり娘にやらせたくないと思う今日この頃

2015/07/15

bunmei

4年連続で『関東大学箱根駅伝』を制覇した青山学院駅伝部監督の原晋氏が、初優勝の後に執筆した本書。駅伝では全くの無名だった青山学院をみごと日本一に引き上げた原監督の手腕とともに、奥様の内助の功、学生達との信頼関係など、就任から10年にして掴んだ栄光を振り返る人生のサクセス本。原監督は、決して順風満帆な人生ではなく、選手生命が絶たれた後は、中国電力の営業マンとして働き、その時に培った営業力や行動力、人を見る力などがこの偉業への基盤となったことも確かなのです。選手からはずれた部員とのエピソードは涙物語です。

2018/01/18

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