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激動 東京五輪1964

激動 東京五輪1964 / 感想・レビュー

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いつでも母さん

ナイスなメンバーのアンソロジー。どれも短編なのに流石です!一気に読了。幸せなひと時を堪能しました。今野作家の『アリバイ』はパラレルワールドか・・と思いつつこれは私の苦手な世界かと思ったのだが、やっぱり今野敏。ラスト5行が良い!2020年TOKYOオリンピック不安を駆り立ててならないのは私だけだろうか。今からでも辞退出来ないのか?アスリートたちの競演は観たいのはやまやまなのだが、どうも嫌な感じがするのだ。小説(この作品ばかりではないが)の読み過ぎか(汗)が、このようなアンソロジーは好き。楽しませてもらった。

2015/11/13

starbro

7人共好きな作家で、1964年の東京五輪をテーマに書いた書下ろしのアンソロジーなので興味を持ち読みました。前の東京五輪は直接知らない世代ですが、一気読みしました。其々の持ち味が出た短編揃いですが、イチオシは月村了衛の「連環」です。その内、「躍動 東京五輪2020」なんていう本も企画されるのでしょうか?

2015/11/02

みかん🍊

東京オリンピックに纏わる豪華7人の作家さんのアンソロジー、といってもスポーツ物はなく1964年の時代背景という意味合いが多い、ちょっと思っていたのとは違い今ひとつだった『予行演習』が一番面白くなるほどそこから始まったのね。

2019/02/07

ずっきん

スリラージャンルの大御所大集合の、ノスタルジックなアンソロジー。大沢アニキは大沢アニキ(笑) 月村氏は『悪の五輪』の元ネタ。今野氏は、えーと、挑戦の一作。堂場氏の 記者物はさすがの臨場感。井上氏はなるほどねえ!のオチ。各々の長編を読み慣れてるせいか、ちと物足りないけど、持ち味は全開なので楽しい。藤田氏『あなたについていく』と、東山氏『陽のあたる場所』が、読み応え、余韻ともに、短編として群を抜いてるように思う。つうか、まあ、好みですな♪ 

2021/05/29

美登利

自分が生まれた年というのもあり、長編としてほとんど読んだことの無い作家さんたちでしたが、手に取ってみました。1964年のオリンピックについてはもちろん何も記憶はありませんが、2020年の開催が決まってから、かなり当時を振り返る小説が出ているように感じます。これらは、フィクションだけどドキュメンタリーみたいにその当時の混乱、戸惑い、喧騒を表現していて臨場感溢れてると思います。今も散々、開催については揉めていますが、当時も十分に吟味されて大歓迎で、五輪が開催されたわけでは無いのだとしみじみ感じました。

2015/10/13

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