読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

終わった人

終わった人

終わった人

作家
内館牧子
出版社
講談社
発売日
2015-09-17
ISBN
9784062197359
amazonで購入する

終わった人 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Yunemo

「終わった人」との定義って何だろうな、との想い。「定年」という定義も。絶対に避けられないテーマ、家族のために、定年まで働き続けたんだよ、そう言いたい気持ちは誰しもが。でも、どこかの時点から違って来るんです。いつの間にか、抜けきれない仕事中毒に侵されて、妻の独立で知らぬ間に孤独。前提は高学歴、一流企業での職歴、自身の責任ではない思いもかけない挫折、やっぱり成仏できぬまま現生に生き永らえる悲惨。なんだかな、ここまで見栄を張って生きなくちゃならないのかな、ちょっとの不思議感。自身が気付くこと、胸中に留め置こう。

2016/01/03

Atsushi

定年退職した主人公が、その後の生活の中で自分の居場所を求め足掻き彷徨う物語。傷心の末、辿り着いた故郷と迎えてくれた旧友がありがたい。おかしなプライドを捨て「終わった人」である自分を素直に受け入れれば豊かな老後が迎えられるようだ。大型連休も今日でおしまい。明日からまた仕事頑張ろう。

2018/05/06

ナイスネイチャ

図書館本。いや~面白い!!一流企業に就職し、子会社にて定年を迎えて、老後プライドを持ちながら生き甲斐を見つけようとする主人公。男の欲望だったり如実に表現されており、自分は気をつけようと身につまされる思い。特に主人公の娘の文言が的確でした(著者の意見だと思いますが)。

2016/09/28

mura

田代壮介、銀行マンで定年を向かえる。生きがいであった仕事を突然失い、人生に物足りなさを感じていた。読み始めは、大変退屈で途中までレビューをどうしようか本気で考え始めたとき、話の中でジム友達から顧問のオファーの話があり、ようやくを書き始めた次第。(しばらく読んで)。再就職が決まり、田代は息を吹き返す。創業者の不慮の事故で社長に就任。その後、倒産の危機から倒産、負債を抱え、家庭問題へ発展。卒婚へ。現実的な倒産を目の当たりにビジネスの怖さを感じたことなど。定年になる前に読んでおいてよかったと思った。盛岡。

2017/05/21

milk tea

人生の着地点に大差はなく、最期は皆横一列。「散る桜、残る桜も散る桜」が、心の中でずっと反芻してる。

2016/07/24

感想・レビューをもっと見る