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60 tとfの境界線

60 tとfの境界線

60 tとfの境界線

作家
石川智健
出版社
講談社
発売日
2015-10-29
ISBN
9784062197755
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60 tとfの境界線 / 感想・レビュー

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モルク

検察官、弁護士、警察官それぞれ1名ずつの計3名で構成されている誤判対策室は死刑囚が冤罪の可能性はないかを調査する新しい組織である。事件当初から自白し、犯人しか知り得ないこともあり、全く疑う余地のない事件を調査する。調査している現在と並行して当時の裁判の様子も描かれながら進む。調査の進行を阻むように早まる死刑の時期。そしていよいよタイムリミットが迫り死刑執行の瞬間が…。そこまでするかという終章が圧巻である。続編「20」も是非読みたい。

2019/12/02

misa*

無罪を訴える死刑囚を再調査し、冤罪の可能性を探る組織の「誤判対策室」。弁護士、検事、刑事の3人で無実なる証拠を集めていくのだけれど、ジワジワと迫ってくる感じが先へとページを進ませる描き方で、初作家さんなのにスラスラ読めた。どんでん返し!って激しさはないものの、巻き返しが上手い。ただ、最後に残る後味が悪いから、あたしはその辺ハッキリして欲しかったかな。でもそれがタイトルの境界線に繋がってると思えば…分からなくもないけどね。読友さんオススメ本、面白かったです!

2018/01/12

Yoko Omoto

石川作品初読み。刑事・検察・弁護士と、立場は勿論、抱えるものも三者三様に異なる誤判対策室のメンバーを始め脇役に至るまでキャラの躍動感がとにかく好印象。メンバーそれぞれが自身の職を睹す展開、矜持や苦悩、葛藤がリアルに窺い知れるストーリーにも最後まで引き込まれた。捜査機関や司法、真実を知っていながらもそれを語らない、嘘をつくという卑劣な人間が生み出す冤罪、「疑わしきは罰せず」という美徳の中に潜む薄ら寒い真実。真実だと思っているものは、誰かの手によって都合良く修正されたものかも知れないと思うとゾッとする読後感。

2015/09/24

さっこ

「20」という続編が出たということで読んでみましたが、面白かったです!刑事、弁護士、検事の3人で組織する誤判対策室。死刑確定囚が冤罪ではないか調査する部署で、物語は並行して確定した裁判の模様も挟みながら進みます。結末も読者へ投げかけるような終わり方が余韻を残します。次はなんとしても「20」を読みたい!

2019/09/20

yukision

死刑囚の冤罪を防ぐために設置された「誤判対策室」。本来は冤罪だという死刑囚の訴えにより調査されるはずが、全面的に罪を認めている死刑囚の事件を掘り起こしたために調査は困難を極める。初めての作家さんだったが、期待以上に面白かった。「20」と一緒に借りてきたので引き続き読もう。

2020/08/01

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